大院君が入宮したという知らせを聞いた明成皇后は、洪啓薫とホン尚宮に王宮からの抜け道と身を隠すところを探させる。 明成皇后の居場所が分からず不安な高宗を尻目に、大院君は世子とその妃の挨拶を受けのんびりしている。 目的の閔謙鎬らを殺した軍人を退散させようとする大王大妃だが、王妃を殺す […]
王宮の入り口まで来た軍人たちだが、中に入ることまではできない。すると大院君は、閔謙鎬、閔台鎬を出さないのなら突入してもよいと、暗黙的な同意をする。大臣を突き出せないと高宗が判断すると、軍人たちは扉を破り王宮に突入、閔謙鎬らを殺害する。軍人たちの突入により自分の力ではどうにもできな […]
大院君の命で3つに分かれた軍人たちは、仲間を救い日本公使館に火をつけるなど、組織的な行動に出る。しかし閔謙鎬は別技軍を信じ、高宗に縮小して話す。しかし別技軍の訓練場と日本教官がすでに襲われており、軍人が王宮に攻め入るという噂が流れ出す。閔謙鎬らの背後に明成皇后がいると考える軍人が […]
救命運動のために李景夏を訪ねる軍人たち。しかし李景夏は自分に力はないため、閔謙鎬を訪ねるように言う。しかし閔謙鎬の家に閔謙鎬はいなかった。そこに都捧所事件の関係者が現れると、軍人たちは興奮し閔謙鎬の家に火をつけ破壊し始める。これを沈められるのは大院君だけしかしないと、大院君に支持 […]
滞納分が1年以上にも関わらず、支払われた軍料は1カ月分だけ。しかも米半分と残りは砂やもみ殻。これに怒った軍人は騒動を起こす。閔謙鎬は主導者を捕まえ事態を収拾しようとするが、旧軍の者は耐え切れず、無罪で捕まった仲間を助ける名目で兵士を集める。 騒動の噂を聞いた大院君は何を感じたのか […]
閔台鎬の娘が妃と決まり、明成皇后は雲ヒョン宮に送ろうとする。しかし高宗の反対によってそれは叶わない。婚礼の儀が行われている間、大院君は南延君の墓参りに行き、儀が終わると高宗は一大人事措置を行う。 閔謙鎬は雲ヒョン宮を怪しみ監視を強化するよう命令。一方チャン尚宮は、高宗のお気に入り […]
王宮の門が開かれたが、高宗の許しが出るまで入らないと言う大院君。しかし閔謙鎬は門を閉じ、高宗に大院君が来たことを知らせようとしない。その噂を聞いた高宗だが、今回の事件で自分の心から父を消したと言い会おうとしない。 翌日、事件の首謀者や関係者には極刑が下されるが、李載先は済州島に送 […]
謀反に李載先が関わっていたなら、雲ヒョン宮が知らないはずはないと考える高宗。しかし李載先の名が挙がった以上、調べないわけにはいかない。取調べ程度で終わらせるつもりだった高宗だが、大院君の思惑通り李載先が自首し事件は別の難局を迎える。 調査がまた振り出しに戻り、高宗は推鞠庁を設置す […]
日本公使館に火を放ち、閔氏一族を懲らしめる計画が失敗したと李載先から聞かされた大院君。しかしそれは閔謙鎬に報告された李豊来の話と違っており、高宗の代わりに李載先を王にし、明成皇后の処分は雲ヒョン宮に任せるという、明らかに謀反であった。 閔謙鎬は自分がこれを暴くと疑われると思い、李 […]
日本との修交で朝鮮王朝初めての新式軍隊"別技軍"が結成される。 五衛営からの志望者80名から編成され、その教官は日本公使館の少尉だった。 王宮内で遊ぶ世子たちを見て、高宗と明成皇后は世子の婚礼の儀をしようと話す。明成皇后は雲ヒョン宮の祝福を受けさせたいと言うが […]
明成皇后の下着を手に入れたチャン尚宮は、王妃に呪いをかける。その呪いのせいか、明成皇后に突然陣痛が走る。王妃が難産だと聞いた高宗は、今までの自分の行動を反省する。そして王子を産み気絶した明成皇后の隣には高宗がいた。高宗は明成皇后に「今まで心から王妃を消したことはない」と言い、明成 […]
チャン尚宮が息子を産んだという知らせに、悲しげな笑みを浮かべる明成皇后。赤子を見に行った明成皇后は、高宗と大王大妃がチャン尚宮を称える声を聞く。世子が1人なのをかわいそうに思った明成皇后は、チャン尚宮の子を自分が育てると言うが、それを聞いたチャン尚宮は高宗にすがる。そんなチャン尚 […]
毎朝、大王大妃に挨拶するときだけ顔を合わせ、気まずい空気の高宗と明成皇后。二人の間には妊娠中のチャン尚宮がいた。 明成皇后が世子を療養に出した目的は、洋医に世子を診せるためだった。興寅君とその妻に知らせないまま洋医に診せると、生まれつき体が弱いが長生きできると診察したが、同時に跡 […]
明成皇后は病気の世子を興寅君の家に療養に出すと、興寅君の家は祝い事のように喜ぶ。一方、高宗は大院君と明成皇后の力を借りず、自分の力で国事を行ったことに満足していた。 その晩、明成皇后は息子のいない自分を慰めるだろうと高宗を待つが、高宗は頭を悩ませる王妃よりチャン尚宮に会うことを好 […]
修交を決意した高宗は、崔益鉉を再び島流しにするなどして後処理を急ぐ。そして修交が決まった今、陰口を叩くのは許さないと強く主張する反面、大院君のことが気になっていた。明成皇后は、「王らしく父上に接すれば、寂しくも誇らしげに思うはずだ」と慰めの言葉をかける。そして、日本と朝鮮の間で「 […]
崔益鉉と儒生たちは、軍人が出てきても修交反対の主張をやめない。大院君も修交は500年の歴史が崩れるとし、大臣たちが修交反対を進んで助けるよう主張する。雲ヒョン宮が事態を悪化させたと考えた高宗は、今回は自分の力で解決すると言う。 そんな中、明成皇后を訪ねたチャン尚宮はつわりの症状を […]
江華島で交渉が行われる中、日本は時々朝鮮を威嚇するなどして条約を迫っていた。そして不安な民は雲ヒョン宮に向かい、日本に立ち向かえるのは大院君だけだから入宮するよう申し立てる。日本との和親を反対する大院君だが、高宗の命なくして勝手に行動できないとし、呼ばれるのを待つ。 一方、朝廷で […]
日本軍の侵略に戸惑う高宗に安驥泳は、大院君を呼ぶよう話す。大院君も今の状況を打破できるのは自分だけであり、高宗が頼るものだと思っている。しかし高宗は興寅君に相談し、興寅君の指示の元、議論が交わされる。意見は一向にまとまらず、しかもなぜか高宗は、明成皇后に助言を受けようとしない。 […]
雲揚号事件後も日本と修交すべきか議論が交わされるが、結局日本の動向を探った後で議論することでまとめる朝廷。一方、高宗は興寅君の言葉通り、大院君と明成皇后に距離を置き始める。そしてチャン内人がとうとう、高宗と一夜を共にする。これを知っても知らない振りをする明成皇后。大院君は、日本が […]
日本の船が釜山に停泊し修交を求めると、朝廷では二つの意見に分かれた。既存の書契とは内容が違っているため修交は受け入れられないという意見と、新たな政事体勢を整え、日本と敵対するより和解をしようという意見だ。しかし結論は出ず、日本の船は釜山を離れる。本来なら明成皇后に知らせる高宗だが […]