命懸けで民を救ったテギル。意識を取り戻したテギルが姿を現わすと、皆口々に万歳を叫ぶのだった。一方、英祖は謀反に加担した者を一網打尽にするために、朝廷で大臣たちに揺さぶりをかける。インジャと結託していた少論派の大臣たちは、保身のためにインジャの口を封じようと画策する。英祖はインジャ […]
密豊君を擁立し、破竹の勢いで都城を目指すインジャの反乱軍。テギルたちは反乱軍の陣営に忍び込み、兵力を削ぐことに成功する。王宮にも知らせが届くが戦況は厳しく、英祖は都城を守るために自ら軍を率いて安城へと向かう。一方、テギルの策によって打撃を受けたインジャの軍は、行軍のために村人たち […]
逃亡したインジャを追って森で捜索を続けていたテギルたち。そこへ景宗崩御の知らせが届く。景宗の死因は世弟が運んだ膳にあるとされ、周囲の疑惑の目が向く中、世弟は第21代王英祖として即位する。一方、テギルは都城を去り、マングムたちと村で平和な日々を過ごしていた。それから数年後。インジャ […]
世弟(ヨニン君)の謀反を疑う景宗は世弟に斬りかかる。テギルが止めたものの、景宗の怒りは収まらず、世弟を支持する老論派の大臣たちは粛清されてしまう。一方、ヒリャンと交わした血書が景宗の手に渡ったことで、インジャは宮中から追われることに。少論派にも見限られたインジャは獄中のヒリャンを […]
粛宗が崩御し、世子が新たに景宗として即位した。テギルが王位を狙っているのではないかと疑うヨニン君に、テギルは自分を信じてほしいと告げる。朝廷では老論派がヨニン君を世弟に冊立しようと動いていた。景宗の即位により権力を得たインジャは、ある思惑を持って老論派に協力を申し出る。その一方で […]
粛宗への報復として延齢君を殺したインジャは、事態を収拾するために少論派と老論派を集める。ヨニン君は延齢君の死の真相を調べようとするが、自分が疑われていると知り、がく然とする。一方、逆賊チョン・ヒリャンと会ったテギルは、大業に賛同し、王になるよう請われるが…。テギルが王の息子であり […]
突然倒れて昏睡に陥った粛宗。原因は阿片入りの香だと知ったヨニン君は、その出どころについて調べ始める。一方、テギルは父マングムと再会を果たす。一緒に暮らそうと言うテギルにマングムは何事かを告げて去っていく。朝廷では粛宗不在の中、インジャの処刑を巡って議論が起きるが、世子の独断により […]
獄中のインジャからマングムが生きていると告げられたテギルは、真偽を確かめるために墓を暴く。一方、粛宗から軍の全権を与えられたヨニン君はインジャの処刑のために手はずを整えていた。剣を手に思案に暮れるテギルを見たヨニン君は、インジャを救う気かと問う。重い病により死が迫る淑嬪は、テギル […]
骨蛇殺しの真犯人を捕らえるために、粛宗から牢獄を出ることを許されたテギル。淑嬪からテギルが実の兄であると聞かされたヨニン君は、テギルの身を案じる淑嬪の代わりに粛宗に謁見することに。粛宗は真意を問うヨニン君に巷に出回る禁書を見せ、テギルを放した真の目的を告げるのだった。一方、何も知 […]
テギルは骨蛇を訪ねるが、そこで目にしたのは血を流して倒れた骨蛇と剣を抜いたタムソの姿だった。タムソを逃がしたところに駆けつけた骨蛇の娘ヨナは、テギルが犯人だと思い込む。一方、骨蛇の死を知ったヨニン君は、自ら事件を預かることに。ソリムがわらじを片方残して消えたことを知ったテギルは捜 […]
国で最も栄える麻浦の実力者で博徒の骨蛇。骨蛇を探っていたテギルは、人質としてインジャにとらわれている骨蛇の娘を見つけ出す。骨蛇を倒すべくヨニン君とテギルが策を練る中、自分が白虎大殺の運気を持つと知ったソリムは思い悩んでいた。一方、粛宗からヨニン君とテギルの件で忠告された淑嬪は心痛 […]
人身売買に死体まで取り引きするという、悪名高い六鬼神の賭場へ乗り込んだテギルとヨニン君。六鬼神に勝負を挑むテギルの前に、インジャの配下である犬斫刀の女となったソリムが現われる。インジャも見物に訪れ、テギルと六鬼神はさいころで勝負をすることに。一方、ヨニン君は小商人たちを六鬼神から […]
白い仮面をつけてインジャの前に現れたテギル。その頃、ヨニン君も同じく仮面をつけ、ある老人を訪ねていた。都では国の専売特権を持つ豪商たちが富を享受し、商いを許されない小商人たちは生活苦にあえいでいた。ヨニン君は朝廷で禁乱廛権の廃止を上程するが、大臣たちの猛反対に遭う。テギルが漢陽に […]
タムソを宮殿から連れ出したヨニン君は森でタムソを介抱していた。テギルはヨニン君にタムソを託し、寄り添う2人を遠目に見ながら立ち去る。翌朝、父親を殺したのはインジャだと粛宗から告げられたタムソは…。刺客の一件で老論派の支持を得たヨニン君は、商人の動きとインジャを警戒していたが、ある […]
清国から老臣キム・チャンジプが戻り、領議政として朝廷を率いることに。ヨニン君の言葉が気にかかる世子は、インジャを呼び出してその本心を確かめる。一方、師匠チェゴンが王の命を狙う刺客だと知ったテギルは、チェゴンを止めるために後を追う。その頃、タムソもまたインジャの命を受けて宮殿に向か […]
テギルはキム・チェゴンの弟子となり、山奥で修業に励んでいた。インジャを倒すのが修行の目的だと言うテギルに、チェゴンはその程度の器かと問う。一方、インジャは罪人ファン・ジンギを自分の側近にするために脱獄させる。それを知ったヨニン君はインジャを問いただし、2人は剣で決着をつけることに […]
インジャが水面下で朝廷に勢力を伸ばしつつあることに危機感を覚えるヨニン君は、インジャを捕らえるべく、不正の証拠捜しを始める。淑嬪はマングムがインジャに殺されたと知り、託した息子の身を案じていたが、ヨニン君の部下から“ペク・テギル”として立派に育ったことを知らされる。一方、賭場では […]
テギルが記憶を失っていることを知ったホンメは、“餓鬼(アグィ)”と呼ばれる残忍な塩田の主人に売り飛ばしてしまう。目を覚ましたテギルに屈託なく声をかけてきたのは、ソリムという同じような境遇の少女。ようやく起き出せるようになったテギルが目にしたのは、塩田で働く人々のあまりに悲惨な状況 […]
船で目覚めたテギルは、マングムを置き去りにしたことを知り、涙を流す。タムソは罪のない者を手にかけたことが納得できず、インジャに信念とは何かを問う。ホンメから父親を殺したのが白面の書生インジャであることを聞き出したテギルは、復讐心をたぎらせ、インジャの屋敷に乗り込むが、インジャに「 […]
マングムたちと漢陽にやってきたケットンは偶然見かけたタムソに一目ぼれする。タムソを追って賭場に入ると、タムソと一緒にいたのはインジャだった。タムソに近づきたい一心で月香閣までついてきたケットン。天下の遊び人と噂されるヨニン君も、そこで酒を飲んでいた。ある思惑があって舞台で舞うタム […]