タファンは自分が記憶を失うのが、いつもコルタの運ぶ薬を飲んだ後だと気づき疑念を抱く。メバク商団の会合に自ら乗り込んだヤンは、正体不明の頭は宮中にいる身近な者に違いないとタファンに報告する。メバク商団と手を組んだ皇太后は、都合がいい人物を新皇帝に擁立する計画を進め、コルタは計画の邪 […]
タンギセは、マハがヤンとワン・ユの子だったとタファンに教えあざ笑う。衝撃を受けたタファンだが、自分が秘密を知ったことをヤンに言おうとするタンギセを斬り、口を封じる。ヤンの皇后冊封の式の前日。タファンはワン・ユに高麗(コリョ)王への復位を認める。このときタファンは人知れずある非情な […]
タファンはヤンにペガンを殺した罪を悔い、許しを求めるよう命じる。しかし、ヤンは過ちなど犯していないと拒否。ついにタファンはヤンに宮殿を出て寺に行き、罪を認めるまで戻ってくるなと命じる。ヤンもペガンも失ったタファンは、派閥に分かれていた臣下たちを集め、自分への忠誠を示すためにひれ伏 […]
ソ尚宮(サングン)がタファンにマハの出生の秘密を話そうとしたとき、ヤンが現れる。あわてたソ尚宮は…。ヤンは意識を取り戻したタファンを再び薬で眠らせ、自分の居所、興徳殿(こうとくでん)に移す。すぐにペガンがタファンを連れ戻しに来るが、ヤンが追い返す。ヤンはペガンとの戦いに決着をつけ […]
タファンはヤンに殺される悪夢に悩まされ、再び酒に溺れるように。ヤンを支持する臣下たちは前皇后の件でペガンの罷免を求める。ところが、ペガンは自ら職を退くと申し出ることで、タファンの一層の信頼を勝ち取る。対立をあらわにしたヤンとペガンは、どちらかが消えるまで戦うと互いに宣言する。一方 […]
ついにマハが我が子ピョルだと知ったヤンは、刺客からマハを救うために寺へ急ぐ。刺客の襲撃から逃げだしたマハは、助けに来たヤンと伯父の使いだというヨム・ビョンスに挟まれ、どちらが味方か迷い動けない。そしてヤンの目の前で、ヨム・ビョンスがマハの背中に毒矢を放つ。国境近くにいたワン・ユと […]
ワン・ユ死亡の知らせに激しく動揺したヤンは、冷酷なペガンに対抗するためには自分も手段を選ばぬとタルタルに宣言。タファンは皇太子の冊立(さくりつ)を促されていらだつが、ペガンの提案でマハとアユルシリダラを競わせることに。ヤンはアユルシリダラ勝利の切り札のために、ひそかにヨンファを呼 […]
罪人として捕らえられたワン・ユが元の都に到着し、民衆は仲間のヤンも殺せと騒いでいた。タファンはヤンを守るため、ワン・ユの調査が始まる前に自ら殺そうとするがヤンに止められる。タファンの力を借りずにワン・ユと自分の潔白を証明すると決めたヤンは、行省の長官たちに協力を求め、重要な秘密を […]
5年の間に戦況は不利になり、タファンは酒に溺れ、被害妄想の幻聴に悩まされていた。タファンは二度と酒を飲まないとヤンに約束するが、ヤンとワン・ユの密書の報告で彼女の裏切りへの不安を抱えていることは言えずにいた。一方、皇太后とペガンは、ワン・ユが敵に火薬の材料を売っていたという密告を […]
タファンがヤンを遠くに感じると嘆くと、コルタはもっとヤンに強い態度を取るべきだと告げる。タファンとペガンは長官たちの反対を押し切って征服戦争を始めると宣言。タルタルは内政に励むべきだとペガンに反対し、ヤンもまるでヨンチョルと同じだと指摘するが、ペガンは国と皇帝のためだと聞く耳を持 […]
ヤンはペガンを欺き、ヨンチョルの秘密資金が鉱山の村に隠されていると信じさせることに成功。タルタルがその捜索で不在になる4日の間に、ワン・ユと一緒に本当の隠し場所から秘密資金を運び出す計画だ。ワン・ユは高麗(コリョ)に戻り王に復位することをペガンに告げ、ペガンの屋敷で送別の宴(うた […]
夜道で突然タンギセに襲われたヤン。家族の敵だというタンギセに、ヤンはかつてタンギセに殺された母の恨みを晴らしてやると言い放ち、自ら剣を交える。バヤンフトは皇室の資金を管理するヤンの権限を奪うようペガンに命じられ、ある作戦に出る。ペガンは高麗(コリョ)などの周辺国を手中に収めるため […]
今後は元にいる高麗(コリョ)の者と自分のために闘うと誓ったヤン。いつか皇后になり息子を皇帝にして力を得る手助けをしてほしいとワン・ユに頼む。まずは協力してヨンチョルの秘密資金を捜すことに。ペガンが姪(めい)バヤンフトを皇后候補とし皇太后も支持。ヤンはペガンとの対立を避けるため、バ […]
ヨンチョルが処刑され、ヤンの胸にはやっと亡父の無念を晴らせたという思いが込み上げる。ヤンは長官たちや市民に支持され、皇后になるのが待たれていた。タンギセは鉱山で父ヨンチョルの秘密資金を見つけられぬまま、父と弟の死を知ることに。そしてタファンはタナシルリに毒薬での死を命じる。ワン・ […]
ヨンチョルに対し挙兵したタファンは、死を覚悟して戦う決意で剣を取る。ヤンも後宮で側室や女官たちを集め防衛を指揮。宮廷にペガンの軍が到着するまで、持ちこたえねばならない。ワン・ユ率いる守備隊は、城門を開けてペガンの軍を入れるため、ヨンチョル派の守備隊と激烈な戦いを繰り広げていた。そ […]
マハがタナシルリの実子ではないと告げる尼僧に、ヤンは証言を裏付ける証拠を尋ねるが…。そのころタナシルリは、私兵を使い必死に尼僧を捜していた。タファンはヨンチョル打倒のため、ついに挙兵することに。タルタルとともにヨンチョルたちを欺くための秘策を確認する。危険な計画だが、ヤンも宮廷に […]
懐妊したヤンはタナシルリがかけた呪いのせいで、毎夜悪夢にうなされていた。タナシルリの仕業だと確信したヤンは、呪いを授けた呪術師をタルタルと一緒に捜す。タファンはペガンとともにヨンチョル打倒の準備を始める。都の守備隊の隊長になったワン・ユだったが、反発した兵士たちがほとんど辞め、募 […]
ヨンチョルたちがヤンを罪人として連行しようとしたところにタファンが現れ、彼女が自分を救ったのだと阻止。タファンはヤンを連れて出て行くが、居室に戻ったとたん倒れてしまう。体がまだ回復していないのを隠し、ヤンを助けるために無理してやってきたのだった。そんなタファンを看病しながら、ヤン […]
狩猟大会初日の夜。天幕で酔ったヤンを介抱していたタファンは、出て行こうとするヤンを引き止め、「そなたが欲しい」と迫る。タナシルリはタファンとヤンが一緒にいることへの怒りをあらわにするが、タンギセは明日には2人とも死ぬので、もう心を乱すことはなくなると告げる。外ではヨム・ビョンスが […]
ヨンチョルのもとへ一人で乗り込んでいったヤン。ヤンはヨンチョルに向かい、「自分とペガンを皇子マハ暗殺を企てた犯人に仕立てて処刑し、長官たちを脅してタファンの親政を阻む計画だろう」と問う。ヨンチョルは否定することなく、どうすることもできないだろうと指摘。だが、ヤンが発した言葉にヨン […]