ソンスグループの後継者として生きる道を選択したミンスは、日本支社への転勤を決断する。スンジョンは自分のそばを去ろうとするミンスを引き止めようと車に乗り込むが…。数年後。ソンスの食品開発室研究員に復職したスンジョンの前にミンスが現れ…
その後、スンジョンは元気に店の仕事をこなしていた。周りにはセミやヒョンムクの姿もある。スンジョンは配達のため、今日もさっそうと自転車をこいで行く。一方、ウェディングドレスを着たギョンボクをタキシードを着たヒョンムクが照れながらも嬉しそうに眺めている。そばにはそんな二人の姿に喜ぶス […]
見つめ合うヒョンムクとジュンソン。しかし、言葉を交わすこともなく満面に悲しみをたたえながらジュンソンはその場を立ち去る。ヒョンムクは遠ざかるジュンソンの後ろ姿をただ見つめていた。一方、ジュンソンは会社を後にしながら経営者として過ごした「戦場」を最後に振り返る。会社のためにすべてを […]
ヒョンムクにはギョンボクが仕事を終えて店を整理しシャッターを閉める姿があまりにも平和でむしろ切なくもあった。そのため、遠くから見守るだけでギョンボクに声をかけられずにいる。一方、ソンウンは満足に眠りにつけず、ヨンガムの家の庭でぼんやりとしていた。そんなソンウンを洗濯物を干していた […]
眠っているスンジョンをジュンソンが見つめている。スンジョンが目を覚ますとジュンソンは過去を深く悔やむかのような表情でスンジョンを抱きしめる。一方、ミンスは初めてスンジョンに会った日のことを思い出し空を眺めている。その目にはサンチュの箱を投げ捨て車に乗ろうとする野菜の配達員を追いか […]
ジュンソンはミンスから受け取った裏金の証拠資料を手にしている。自身の足を引っ張っていた書類がやっと手に入ったものの、その顔には憔悴の色が。そして、グァンウンの遺骨をまいた場所へ行きグァンウンを偲ぶ。一方、本部長室にいたミンスは、ジュンソンが食品製造事業部への融資金を返済したとの知 […]
スンジョンが親子三人で撮った写真を手に取り見つめいている。ジュンソンはこの家でその写真を見ないことが亡くなった者への礼儀だと冷たく言い放ち部屋に入る。今にもドアの向こうからグァンウンが入って来るかのような思いにとらわれるジュンソン。会いたい気持ちを懸命にこらえているジュンソンの姿 […]
タクシーに乗ってジェファンの別荘に向かうヒョンムクとスンジョン。スンジョンはグァンウンが何もしないことを祈りながら手を合わせている。一方、ミンスは監査チームに証拠資料を渡そうとしている。一瞬、迷いを見せるミンスだが意を決して書類の入った封筒を差し出す。その様子を隠れて見ていたグァ […]
うつろに酒を飲むミンスのもとにグァンウンがやって来る。グァンウンは、ジュンソンを訴えても金が戻ってくるわけではないとミンスをたしなめる。しかし、ミンスはジュンソンがどうしても許せないという。ただ、スンジョンのことを思うと胸が痛むばかりだ。電話でスンジョンの泣き声を聞いてもジュンソ […]
話を聞いてしまったヨンガムは重い気持ちでいた。そんなヨンガムにグムボクは帳簿と通帳をウンボクに預けるつもりだと打ち明ける。自分よりウンボクの方がしっかり管理しそうだという。そんなグムボクがヨンガムには歯がゆいばかりだ。信用はそう簡単にできるものではない、これからうまくやればいいと […]
ジュンソンの言葉に静かに座って耳を傾けているスンジョン。一方でジュンソンは、怒りを爆発させながらスンジョンにミンスのことをあきらめさせようとしている。ミンスはスンジョンの涙ぐましい愛を利用して自分に復讐することしか考えていないというジュンソンに対し、スンジョンは…
ミンスは、窓の外を眺めて物思いにふけっている。そんな時、携帯電話がけたたましく鳴る。手に取ると、そこにはミンスの知らない番号が。面倒そうに電話を投げるミンスだが、ふと何かに思い当たったのか電話を受ける。それは、キム部長からの電話だった。キム部長は、裏金に関する資料がまだスンジョン […]
冗談を言うジュンソンをミンスは表情を変えずに見つめている。そして、ジェファンが亡くなったことを知らせる。冗談を言っていたジュンソンだが、さすがにショックを隠しきれない。一方、ミンスは葬式会場で大声で泣くこともできず、ただ悔し涙を浮かべている。そんなミンスに何もしてやれず胸を痛める […]
ヨンガムがカセットテープを聞きながら熱心に英語を勉強している。飲み物を運んできたピルスンに英語をまねてひょうきんに振る舞うヨンガム。ピルスンもそんなヨンガムの前向きな姿に嬉しそうに応える。一方、食事を独りで適当に済ませようとするグァンウンのもとにソンウンがキムチを持って現れ…
スンジョンが待つ中、ジュンソンがグァンウンとともに2階から下りてきた。スンジョンの作ったワカメスープが飲みたいという二人。こうして実現した初めて親子三人だけの食事。会話の進むジュンソンとグァンウンに反し、スンジョンは口を閉ざしている。すると、ジュンソンが三人で家族写真を撮ろうと言 […]
ミンスは家を出るため荷物をまとめている。スンジョンのおかげで常務にまでなったが、母親を殺した人間を尊重することはできないという。スンジョンもこの言葉には何も答えられない。一方、ヒョンムクとギョンボクもミンスとスンジョンの境遇に胸を痛めている。ミンスもスンジョンも幸せにはなれないの […]
ミンスはジュンソンが母親を殺した事実を知りジュンソンに激しく詰め寄る。ジュンソンは抵抗するでもなくなされるがまま目をつぶっている。その後、真っ青な顔で家に戻ったジュンソンを心配するスンジョン。一方、ミンスがすべての事実を知ったことをグァンウンに聞かされたヒョンムクは暗たんたる気持 […]
疲れ切ったジュンソンをよそに絶え間なく鳴る携帯電話。苛立ったジュンソンは電源を切り電話を投げ捨てる。スンジョンにも激しく当たるジュンソンの精神状態は限界に近づいていた。一方、ヨンガムはついに電話番号が刻まれたネックレスを着けることに。ヨンガムは心配するグムボクの前で明るく振舞うが […]
ジュンソンは自らの保身のためミョンジャを脅し、手切れ金として10億ウォンを手渡す。しかし、これで引き下がるミョンジャではなかった。一方、ヨンガムは外出先で自宅の電話番号と帰り道を忘れてしまう。家中が心配する中、何とか家に戻ったヨンガム。家族に内緒で認知症の専門病院のパンフレットを […]
騒ぎの続く案内デスクの前をミンスが通りかかる。何事かを尋ねても何でもないと答える警備員。しかし、ミョンジャがミンスに会いたがっていることは一目瞭然だ。ミンスは追い出されるミョンジャを見ながら、次に訪ねて来た場合には通すようにと指示をする。その一方でジュンソンは、ミンスにミョンジャ […]