ソンヨルは宮中を埋め尽くす吸血鬼を倒し、クィを地下宮殿に誘い込む。ヤンソンは地下宮殿でソンヨルを待ち伏せ、クィとの戦いに備えて自分の血を吸ってほしいと告げる。ソンヨルは葛藤の末、ヤンソンに愛を告白し、彼女の血を吸う。強大な力を得たソンヨルはいよいよクィとの真っ向勝負に挑む。一方ユ […]
ヘリョンを救うために罠と知りながらも宮殿に出向いたユン。クィはユンに襲いかかろうとするが、その瞬間、ヘリョンがかんざしでクィを急襲する。驚いたクィはヘリョンを切りつけ…。一方、命懸けでクィを倒す決意をしたソンヨルは、自分がクィと戦っている間に地下宮殿を爆破するよう黒衣団に指示し、 […]
ヤンソンの小説「夜士伝」が人気を博し、ソンヨルを支持する民が徐々に増えていく。だが、クィを倒して自分も人間の世から姿を消すというソンヨルの決意は変わらない。ユンは戦いが終わった後も生き続けてヤンソンを守り、自分の友になってほしいとソンヨルに告げる。そんな中、ヤンソンはクィの地下宮 […]
クィは国中に吸血鬼を放って民を襲わせ、自ら退治に向かう。民はクィを救世主と崇め、ソンヨルを宮殿に棲む吸血鬼だと誤解して恐れるようになる。狂暴化していた間の記憶がないソンヨルは、罪なき民を殺めたかもしれないという不安からひどく落ち込んでしまう。ユンはソンヨルを励まし、自分も黒衣団と […]
宮殿の外に出たソンヨルは、吸血鬼と人間の心の間で葛藤するうちに、吸血鬼の欲求に完全に支配されてしまう。我を失い、血を求めてヤンソンの前に現れたソンヨル。しかし、彼女に抱かれた瞬間、人間の心を取り戻しその場に倒れ込む。一方、ヘリョンはユンの命を守ることと引き換えに、自らクィの手下に […]
クィは自分の子孫であるヤンソンをソンヨルの前で殺そうとする。クィに立ち向かったソンヨルはあっけなく倒れ、ヤンソンは彼を救うために自分の血を飲ませる。するとその瞬間、ソンヨルは狂暴な吸血鬼に豹変。吸血鬼の本能に突き動かされたソンヨルは、徐々に人間の心を失っていく。一方、領議政はソン […]
黒い衣を取り戻したソンヨルは、黒衣団を率いるユンと結託し、力を合わせてヤンソンと貢女たちを救い出すことに。貢女たちがいる妓房に突入したソンヨルは、ヤンソンが記した別れの手紙を発見。必死で彼女の姿を探すが、その頃ヤンソンはスヒャンに連れられてクィが棲む地下宮殿の入り口にいた。ヘリョ […]
スヒャンはソンヨルの元を訪れ、クィが王宮に未婚の娘を献上せよというお触れを出したことを知らせる。そんな中、自分がクィを倒す秘策だと知ったヤンソンは、生贄になる覚悟を決め、ソンヨルの元を去る。一方、黒い衣を着た者たちが貢女を連れ去っているという報告を受けたユンは、黒衣団の逮捕を命令 […]
日光にさらされながらもユンからヤンソンを守ろうとしたソンヨルは意識を失ってしまう。ソンヨルを必死に看病するヤンソンは、自らの血をソンヨルの唇に垂らす。すると、ソンヨルはたちまち目を覚まし…。一方、ヘリョンはソンヨルを騙せず黒い衣は手に入れられなかったとクィに嘘をつく。クィは重臣た […]
ソンヨルはクィからヤンソンを守るために、わざと吸血鬼としての姿をヤンソンに見せつけて冷たく接し、自分の元を去るように仕向ける。一方、祖父ヒョンジョを失い王位を継いだユンは、クィを倒す秘策であるヤンソンを捜すことに。密かにソンヨルの屋敷へ間者を送るが…。そんな中、クィはヘリョンにソ […]
ヒョンジョはユンに遺書を残し、クィの前で自ら命を絶つ。ハギョンもまたユンのために命を差し出す覚悟を決めるが、クィに噛まれ吸血鬼と化してしまう。人間の心を失ったハギョンは遊郭で人々を襲撃。そこへ駆けつけたソンヨルがハギョンにとどめを刺そうとするが、その様子を見たヤンソンは幼い頃の記 […]
重傷を負ったイノを救い出したソンヨル。イノの口からヤンソンこそが“母系”の答えであり、最後の秘策だと聞き驚く。時を同じくして、クィを倒すにはヤンソンの身を捧げなければならないと知ったユン。ヤンソンをクィの生贄にすることを決意し、彼女を捜し始める。その頃、ソンヨルの安否を確かめよう […]
ユンの信頼を取り戻したソンヨルは、婚礼が行われる新宮殿でクィを倒す計画が進められていることを知る。ソンヨルはヒョンジョに会い、秘策の一つである“母系”の謎が解けていないことを伝え、計画を延期するよう求める。ところが、ヒョンジョは作戦を決行すると告げ、ソンヨルに共に戦うよう命じるの […]
ソンヨルとヤンソンが一緒にいる姿を目撃し、その場にヤンソンが置き忘れた筆箱を見つけたイノは、ユンに謁見。筆箱を見せ、ユンの旧友ジンが吸血鬼に捕らわれていると報告する。イノの案内でソンヨルの屋敷を訪れたユンは、そこでヤンソンこそがジンだったと知る。一方、ヘリョンはユンの警戒心を解く […]
生きる希望を失い、崖から身を投げようとしていたヤンソン。そこをソンヨルに救われ、彼の屋敷で家事をしながら暮らすことになる。一方、クィはユンをヘリョンと結婚させるようヒョンジョに命じる。そんな中、ソンヨルはソ・ジョンドの屋敷を訪れ、ジョンドの命日になるとやってくる猟師の存在を知る。 […]
備忘録の中に隠されたページを発見したソンヨルは、ついにクィを倒す秘策を知る。ユンの協力が必要不可欠だと気づいたソンヨルは、ユンに備忘録を見せ、クィと戦う意志を確かめようと考える。そんな中、重労働で倒れたヤンソン。ソンヨルは瀕死のヤンソンを連れ帰り、自らの血で治療。目覚めた彼女に気 […]
左議政からすべてを背負って死ねば娘は助けると言われたチョ・センは、渡された毒を飲んで自決。チョ・センの遺言を手がかりにようやく備忘録を発見したソンヨルは、そこに書かれた人名について調査を開始する。そんな中、父を失い、奴婢の身分に落とされたヤンソン。弱った体で働く彼女の姿を見たユン […]
拷問にかけられたヤンソンは父を救うために偽の自白をするが、チョ・センも自分が淫乱書生だと訴えて娘を守ろうとする。その夜、ソンヨルは牢獄に忍び込み、傷だらけのヤンソンを抱きしめる。その姿を見たチョ・センは、10年前にもソンヨルがヤンソンを助けたことを思い出し、彼にヤンソンの出生の秘 […]
淫乱書生として名乗り出る計画を進めるユン。ソンヨルは「クィを倒す」という同じ志を持っていることをユンに告げ、協力を申し出る。ところがその矢先、ユンを守ろうとするヒョンジョはヤンソンこそが淫乱書生だと宣告し、ヤンソンとチョ・センを捕らえる。ソンヨルは2人を助けに向かうが、ソンヨルに […]
ヘリョンはソンヨルを連れてくるという条件で自分を王妃の座につけることをクィに約束させ、偶然を装ってソンヨルに接近。その頃、罪のない民が次々とクィの犠牲になることに憤ったユンは、自分が淫乱書生だと名乗り出る決意をする。一方、ヤンソンはソンヨルに恋心を伝えるものの、彼の冷たい態度に傷 […]