警察に逮捕され拘置所に移送されたユラだが、自分の罪を認めようとせず、周りの囚人からもいじめをうける日々を送る。刻々と迫る再審の日を前に、ユラは囚人服を切り裂いて、ロープを編み、自殺を図ろうとする。
海に出かけたヨナたちだが、そこにユラが現れる。謝罪と自首を迫るヨナにユラは、自分は何も悪くないと言い張り、ヨナを道連れに自殺を図ろうとする。一方、パクは密航しようとしていたところを捕らえられる。
ユンジェとテイルは、ユラの居場所を突き止めるも、間一髪のところで逃げられてしまう。ユンジェは実の母がジュリアだと知り、ついに親子の対面を果たす。一方、イギリスに帰りたいというテヤンを、ヨナらは旅行に連れていく。
テヤンを助けヤケドを負ったガンウクは、病院に運ばれ手術を受けるが、帰らぬ人となってしまう。ヨナはガンウクがゾルバだという事実を知り、悲しみに暮れる。ついにヨナの番組が放送され、ユラの悪事が明らかになるが…。
テヤンのいる別荘に向かう途中、ユラは車を降りて逃げてしまう。テヤンがいると聞いた別荘に向かうヨナだったが、そこには養母しかおらず、すでにテヤンの姿は消えていた。一方、インソクはついに警察に連行される。
抗議活動の甲斐あって、打ち切りになった番組の放送が決定する。その番組のCMを見たユラは、ヨナに放送を中止し、復讐を諦めればテヤンを渡すと電話をする。ヨナはテヤンを第一に考えて条件をのむことにするが…。
ユラが勝手にテヤンを養子に出したことを聞き、激高するユンジェ。ユラを施設に連れていき、テヤンを連れ去った時のことを再現しろと迫る。一方、ヨナたちはテレビ局や国会議事堂前で番組の放送を求めるデモを行う。
テヤンの誕生日に墓地に来ていたヨナの元を訪れたユンジェ。そこでヨナと自分の間に息子がいたことを知る。自分の息子がユラの手にかかり亡くなったことを聞かされたユンジェは怒りに震え、ユラの実家へ向かう。
ギョンスクはインソクの自宅を訪ね、議員当選を辞退し、真実を世間に公表するように迫る。ユラの祖母はギョンスクを咎めるが、5年前のひき逃げ事件の真犯人がユラであることを聞かされ、ショックを受ける。
ギョンスクはユラに対し、「父親の出馬を辞退させ、世間に今まで犯した罪をすべて告白すべきだ」と詰め寄る。インソクの当選が確実となったその時、破滅の始まりを象徴する白い菊の花が届き、党本部に緊張が走る。
国会議員選挙当日、党本部で選挙の行方を見守るユラだが、テイルとユンジェの通話内容を盗み聞きし、ユンジェが交通事故の物証を握っていると知る。一方、ヨナは暴露放送の準備のため放送局に詰めていた。
「党代表とチェ・インソク候補を告発する」という脅迫文がセハン党に届き、ユラの祖母は口封じに乗り出す。ギョンスクはリハビリに励み、自力で歩行ができるまでに回復する。そしてインソクの事務所へ乗り込み…。
ガンウクは母親が犯した過ちを償うため、ヨナに別れを告げ、すべて諦めることを決意する。一方、5年前の事故について再調査を行ったユンジェが何かつかんだことを感じたユラは、精神的に追い詰められていく。
真実を知りショックのあまり倒れるガンウク。ヨナは、苦しむガンウクを助けたいと心から願う。一方、ジェイ社の株を買い集めている人物の存在が浮上し、ユラの祖母をはじめ大株主たちは対策を立てるため会合を開く。
ユラはユンジェに連れられ、交通事故の現場を訪れる。再調査を進めるというユンジェの言葉を聞き、ユラは気が気でない。ガンウクはジュリアがユンジェの実母であることを知り、ミンジャが犯した過ちを知ってしまう。
選挙運動を手伝うため児童福祉施設に出向いたユラ。そこにはインソクと祖母に連れられて来たジュンヒョクの姿が。ヨナとジュンヒョクが対面してしまい、動揺するユラ。ユラの異様な慌てぶりを見てヨナは訝しげに思う。
ユンジェとテイルは、パクを騙して事故の証拠を金庫から出すように仕向ける。そしてパクを拉致し、証拠を渡すよう脅す。一方、ヨナはインソクに選挙活動のアピールのため児童福祉施設での奉仕活動を提案する。
事件の真相を確かめるため、汚職で囚われの身となったミン弁護士と再び面会するユンジェ。以前、ユンジェと面会した時は「今度来てくれたら、すべて話す」と語っていたミン弁護士だが、今回は打って変わって口が重い。
詐欺に遭い、多額の借金を負ったミンジャの元に借金取りが押し寄せるようになり、激しい取り立てが続く。ジェイ社の株を売り、借金を清算しようとミンジャを説得するガンウクだが、ミンジャは断固として反対する。
インソクはセハン党の比例代表候補に選ばれる。収賄の証拠動画を流したのがヨナだと知った収監中のミン弁護士は、人を雇ってヨナに暴行を加える。そこへユンジェが現れ、ヨナを助け、これまでのことを謝罪する。