王の主治医に任ぜられたクァンヒョン。権力に興味がなかった彼は戸惑いを覚える。しかし、民のために権力を使えとのサアムの言葉に背中を押され主治医になろうと決めるクァンヒョン。早速、医療官庁の改革に取り掛かる。それを面白く思わない重臣の多くがクァンヒョンの異例の出世に反発し撤回を求める […]
顕宗が腸癰と呼ばれる炎症性の腸疾患で突然倒れる。クァンヒョンたちは直ちに治療を始めるが、腸が破れ毒気が腹部に広がってしまう。もはや成す術はないと諦める医官たちにクァンヒョンは腹部を切開して膿を出す方法を提案。しかし、国王の腹を切るなど、口にしただけで死罪になりかねない。だが、大妃 […]
クァンヒョンはチニョンの実父ペク・ソックに大きな手柄があることを思い出す。昭顕世子の殺害事件。ペク・ソックはその真相を偶然知り事件に関わった者を告発したため、逆に濡れ衣を着せられ殺されたのだ。その手柄が認められればペク・ソックの身分が上がり、娘も使用人にならずに済むだろうと、顕宗 […]
自ら都に戻ってきたミョンファン。すべての罪を認めた彼に死刑がくだされる。インジュはクァンヒョンから預かったトジュンの鍼箱をミョンファンに渡す。移送中に逃げ出したミョンファンはトジュンの墓を訪れトジュンの鍼を使い自ら命を絶つ。一方、使用人に戻ったチニョン。淑徽王女を始め、顕宗や仁宣 […]
チニョンは自らの運命を受け入れ、官庁の使用人として生きていく覚悟を決める。大妃は事実を知り衝撃を受け意識を失ってしまう。すぐに治療に当たるクァンヒョン。初めて試みる切開法で外科手術に踏み切る。手術中に大妃の脈が途絶えるのだが…。一方、窮地に追い込まれたミョンファン。山中の民家に身 […]
大妃の病状が悪化してしまい直ちに適切な治療をしなければ手遅れになると報告を受けた顕宗は、治療をミョンファンではなくクァンヒョンに任せる。だが大妃は賤民の生まれで馬医だった彼の治療は受けられないと拒否する。それを知ったチニョンは自分とクァンヒョンが生まれてすぐにすり替えられた事実を […]
ついにミョンファンを告発したクァンヒョン。だがミョンファンは罪を逃れるためにチニョンを利用するかもしれない。クァンヒョンは、チニョンを守るため、彼女を湯治場へ療養に行く淑徽王女に同行させる。何かおかしいと疑念を抱くチニョン。彼女は真相を探るため、誰にも言わずに都へ戻る。調べている […]
クァンヒョンは養父ペク・ソックが濡れ衣を着せられた事件を明らかにするため、司憲府に提出する投書を用意する。だが、チニョンを傷つけたくないクァンヒョンはソンハの力を借りることに。ミョンファンとソンジョは司憲府から呼び出しを受けるが、二人は容疑を否認する。ソンジョが自分を切り捨てよう […]
クァンヒョンの手術で淑徽は助かる。だが王室の治療に獣用の鍼が使われたことで宮廷は大騒ぎとなる。ミョンファンは重臣や儒学生に働きかけ、その結果、クァンヒョンの罷免を求める動きが広まる。自分の父親がはめられた陰謀にソンジョが関わっていたことを知ったクァンヒョンは罷免を自ら求め、皆の前 […]
王女が痘瘡にかかり必死で治療法を考えるクァンヒョン。そんな中、一つの症状だけを治療していた患者の病状が好転し、同じ方法で他の患者たちの症状も落ち着く。だが淑徽だけは病状が悪化し、のどに腫気ができてしまう。一刻を争う事態だが、薬もなければ危険な箇所のため外科手術もできない。そこへ、 […]
汚名を返上したいミョンファンは仁宣大妃を説得して、サアムの元弟子チェ・ヒョンウクに世子の治療をさせようとする。幻の医学書「治腫指南」を持っていたのだ。その時、クァンヒョンもある処方を思いつく。なんと、それはヒョンウクの処方と同じだった。世子の治療は無事に終わる。ヒョンウクは、自分 […]
クァンヒョンは師匠サアムが考案した鍼による止血法を思い出し止血に成功する。残るは破傷風の危険だ。クァンヒョンは新しい方法で世子を治療するが破傷風になりかけてしまい、残る予防法は煎じ薬だけになる。だが処方には一つ、難題があるのだった。一方、謎の男はチェ・ヒョンウクというサアムの元弟 […]
クァンヒョンの外科手術で多くの民が救われたが、その一方で破傷風の問題が解決せず。外科手術を恐れた患者たちが治療を拒否する。何とか破傷風を治す方法を見つけるためクァンヒョンは自分の腕の腫気で実験することに。その頃宮廷では、世子の顔にできた腫気が治らず治療を任されるクァンヒョン。手術 […]
死んだはずのクァンヒョンが現れ、みんな驚く。清国で大きな手柄を立てたものの、クァンヒョンは逃亡者の身。その処遇に迷う顕宗にクァンヒョンは、コ・ジュマンの遺志を継ぐために処刑される危険を承知で帰国したと答える。敬愛する亡きコ・ジュマンの理想を思い出した顕宗は、クァンヒョンを赦免して […]
病が治ったオ・ギュテを見て愕然とする顕宗。ミョンファンを信用できなくなった顕宗は施療庁の不正を徹底的に暴こうとする。チニョンは謎の医師の処方箋を見てクァンヒョンの筆跡だと気づき涙する。彼女はクァンヒョンがもうすぐ帰ってくると確信する。そんな中、清国の使節団が訪れることに。使節団が […]
前右議政のオ・ギュテが体の一部が壊死する脱疽に侵された。顕宗は施療庁に彼の治療を一任する。だが手の施せない状態だとミョンファンが諦めたため、オ・ギュテの息子は巷で噂になっているクァンヒョンを捜し出す。クァンヒョンは脚を切断すれば治ると言う。驚いたオ・ギュテの息子は彼を追い出す。だ […]
チニョンは治腫院という貧民のための診療施設を開くが、ミョンファンは施療庁を開き、貧民や難病患者は受けつけないという。一方、クァンヒョンは朝鮮に戻りひっそりと暮らしながら、施療庁が見放した患者を治療する。まずはミョンファンのやり方が間違ったと証明してからチニョンたちに会いに行くのだ […]
側室の病はミョンファンの治療で治ったかのように見えた。だが、病は再び悪化。そこでクァンヒョンに治療が任される。病の原因は他にあると言うクァンヒョンだが、どんな理由かは言わない。そのため、五日で治せなければ命を差し出す条件で治療にかかる。ある理由で外科手術をかたくなに拒む側室だった […]
もう一度外科手術に踏み切るクァンヒョン。一方、ミョンファンたちも治療法を思いつき患者の病状が好転する。クァンヒョンの患者の病に侵された部分がきれいに除去されていたが、治療を任されたのはミョンファンだった。国に帰る機会を逸し、肩を落とすクァンヒョンだが、その後も担当した患者の治療を […]
清国の側室が重病にかかり医師が募集される。もし皇妃を治療できれば、皇帝から恩赦の勅書をもらえるかもしれない。三人はさっそく都へ向かう。クァンヒョンは先日、嫁を助けた重臣の紹介状が功を奏し代理治療をする医師に選ばれる。だが病状を診て愕然。皇妃の病は、コ・ジュマンと同じだった。なかな […]