術後ソヨンは予断を許さない状況に。同じく術後のイギョンにソンジェは、病室で見舞いに来た社員が見守る中プロポーズする。3週間後、回復に向かうソヨンは、イギョンに行きたい所があると、2人である場所に向かう。
ソヨンが生まれて初めてイギョンを"姉さん"と呼んで謝罪する。イギョンは葛藤の末、自分の人生を後悔しないためにも手術を受けることを決意する。そしてソ会長の助言に後押しされたソンジェは、ハジュンの元を訪れる。
ソヨンの生命の危機を知ったイギョンは、手術へと気持ちが大きく揺れる。そんな気持ちを知ったソンジェは、これ以上ソヨンの犠牲になるべきではないと猛反対する。その頃、ソヨンは合併症で昏睡状態に陥り家族は混乱する。
インチョルが逮捕され、イギョンの復讐はついに終結を迎える。しかしイギョンは喜びをかみしめるどころか、わだかまりを感じていた。一方、手術が急がれる中、ドナーに名乗り出たヘスンとゴンだが、無情にも2人は適合しない。
聴聞会で、ギテの死の真相を暴露したソヨンは気丈に振る舞うが、そこにハジュンが駆けつけ、病状は深刻であることをヘスンたちに知らせる。情けをかけられ連行を逃れたインチョルは、別れの挨拶ともとれる話を家族にする。
イギョンとヘスンは意を決して聴聞会の証人席に立つが、インチョルの奇弁により誰も2人の話を信じない。そんな中ソヨンは病気の体で、迷惑をかけるからここを去ると置き手紙を残し、駅に向かう彼女が目にしたものは…。
ついに始まった人事聴聞会。イギョンたちはインチョルの元上司を証人に立てるが、彼はインチョルの証言を肯定してしまう。そこでイギョンは自分が証人になることを決意するが、ソンジェは彼女を守るため、ソヨンの元を訪れる。
正気を取り戻したヘスンはイギョンに心から謝罪し、腎臓移植をしてソヨンを救ってほしいと哀願する。一方、急性腎不全で入院しているソヨンは、ハジュンに今までの自分の行いを謝り、別れて自由に生きて欲しいと話す。
真相解明を試みるイギョンと隠し通そうとするインチョルの戦いは極限に達し、イギョンはインチョルから銃を突き付けられ一触即発の状況になる。一方、イギョンの家で静養していたヘスンは、順調に回復し記憶を取り戻す。
家族を施設に入れようとするインチョルに怒り心頭のイギョンは、ヘスンを自宅で世話することに。その行いだけでなくインチョルがスキャンダルを阻止したことも知り、堪忍袋の緒が切れたイギョンは警察庁長官に直訴に向かう。
財産を手放すことになり、人生の意味を見いだせなくなったヘランはある重大な決心をする。イギョンは勢いづくインチョルを押さえ込むためマスコミを使って告発しようとする中、姿を消したソヨンが病魔に侵されていることを知る。
ハジュンまで失いそうなソヨンは、誰もいない所へ行くと告げ姿を消す。へランはハジュンを救うべく奔走するが、何の手立ても見つからない。失意のどん底で心の整理をすべく各所へ赴くソヨン。彼女が最後に向かった先は…。
ソンジェに社長の座を奪われたソヨンは、倒れているところを出勤前のイギョンたちに発見され病院に運ばれる。気を取り戻したソヨンを見送り帰ろうとしたソンジェの元に一本の電話が鳴り、ソンジェたちに悲報が飛び込む。
イギョンとハジュンが一緒にいるところを目にしたソヨンは、怒りの余り車でひき殺そうと2人の前に現れる。一方でチョン社長は息子のハジュンを助けたい一心で、ついにソンジェに会社を譲渡することを決めるのだが…。
不渡りに税務調査ともう後がないソヨンは、インチョルに助けを求めるがこれといった手立てもなく、反対に離婚を勧められる。その頃イギョンとソンジェは、ギテの恨みを晴らすことを誓うジョンパルの置き手紙を見つける。
ギテを見送りイギョンは深い悲しみに包まれるが、もう一人の娘ソヨンはギテの墓前で、素直に罪を認めるどころかイギョンへの仕返しを誓う。ソンジェはギテの死がインチョルの仕業だと知り、ソ会長らの渡米を急がせる。
インチョルからただじゃ置かないと脅されたイギョンは危機感を覚え、ソ会長、ハラ、ジニに渡米するよう説得する。一方でギテ自身による真相解明がもはや困難となり、ソンジェは事件当時のインチョルの上司を訪ね説得する。
1回目の不渡りを出してしまったチョン社長たち。チョン社長はついに十数年隠してきた財産まで手を付けることになる。一方ヘスンは相変わらずイギョンばかりを求め歩く。そんな姿にイギョンは、昔を思い出し心を動かされる。
多額の手形を手にチョン社長たちに追い込みをかけるイギョンたち。チョン社長は不渡りを阻止するために借金をするが、それもまたイギョンたちの罠だった。そしてハジュンは1人、ソ会長の家を訪ね土下座して謝罪するが…。
別荘でイギョンとソヨン、ギテの3人で食事をしていると、銃を持ったドシクが現れた。イギョンをかばおうとしたギテはドシクの銃弾に倒れる。ちょうどその頃、ソヨンから連絡を受けていたインチョルもまた、拳銃を持ち別荘に向かう。