開化派の行動に疑いを持った高宗は金玉均を呼び、殺戮を繰り返す開化派の目的は改革なのか、それとも王室の打倒なのか問い詰める。これに対し金玉均は、死を覚悟した改革のため、行き過ぎた事が起こっているだけだと話す。高宗は金玉均を信じると話すが、これ以上の殺害は止めるよう話す。 一方、対策 […]
高宗を景ウ宮に移動することに成功した開化派は、日本の竹添が軍を率いてやってくることと待っていた。しかし日本軍は来ず、先に清が到着するだろう不安を抱えたまま、最初の夜を過ごす。 竹添が軍を率いてくると、すぐさま景ウ宮を包囲し、開化派は守旧派を片付けようと高宗に命令を求める。これに対 […]
政変の日、高宗と明成皇后は、清の干渉から解放されたら新しい独立国を作ることを約束する。壬午軍乱のときのように離れないという約束とともに。約束の時間になると、郵政局に各国の官僚たちが到着し、開化派も万全の準備で落成式に参加した。しかし別宮の火災がうまくいかず苛立ちを隠せない。そんな […]
金玉均は日本の力を借りて清の侵入を防いだ後、独立国であることを宣布しようと提案する。これに高宗と明成皇后は賛同し、金玉均を信じると書いた勅書を渡す。これにより開化派は、目標達成のため本格的に作戦を練り始める。守旧派は、高宗と開化派が何度も接触すると清の機嫌を損ねるため、注意するよ […]
金玉均は閔泳翊らとともに、米国や日本の力を借りて清を追い払おうと高宗に提案する。大院君を取り戻せるなら、金玉均らと志を共にすると話す高宗だが、確約が必要だとし、日本から公文をもらうよう指示する。しかし竹添は約束を破り、米国からも援助が受けられない。外国勢力の力を借りて清を退けるこ […]
大院君の悲惨な生活を目の当たりにし、怒りを覚える李載冕だが、「自分はまだ生きているから心配ない」と話す大院君。さらには高宗に、「自分のために清に頭を下げてはならない」と伝えるよう話す。 米国に渡っていた閔泳翊が1年ぶりに帰国し、金玉均や朴泳孝らは開化派の計画を実行しようとする。し […]
王宮に戻る前に雲ヒョン宮へ向かい、府大夫人に会おうと待つ明成皇后。しかし府大夫人は大院君がいない間は誰も迎え入れないと明成皇后を返してしまう。王宮に向かった明成皇后は、高宗と涙の再会を果たす。その頃、李鴻章と面談した大院君は、保定府に捕らわれる。2年後、ベトナム紛争を巡りフランス […]
清の宿所で抗議をする大院君。しかし清軍は皇帝の命令だとし、大院君を拉致してしまう。一足遅く宿所に着いた李載冕が抗議をするが、すでに大院君は連れ去られたあとだった。高宗はすぐにでも大院君を助け出せと命令するが、軍乱を鎮めるためだという大王大妃と臣下たちの判断に力を失くす。 高宗は王 […]
雲ヒョン宮を訪れた馬建忠は、「清軍が出兵したのは日本を警戒したためだ。安心していい」と大院君に話す。「日本が何度も退けば清も撤退するのか」と何度も確認を取る大院君に、「日本が退けば清も退く」と約束し、そして大院君を宴に誘う馬建忠。 一方、何も知らない高宗は、大院君が自ら退いたから […]
清は、日本との円滑な交渉のためには大院君が退くべきだと主張する。これに対し大院君は、自分は朝廷の決定に従うことにする。すると彼に集まっていた大臣たちは、責任を全て大院君になすりつけようとする。もし大院君に罪を問うようなことがあれば、高宗は取り返しのつかない不孝を働くことになるとし […]
日本と戦うには力及ばないと判断した臣下たちは要求を飲もうと話すが、たとえ自分一人になろうとも闘うと主張する大院君。そして、「日本が怖いなら自分を差しだせ。国のために命を捨てる」とまで言う。一方、都に向かっていた李容翊は、この件を知り高宗に会わずに明成皇后の元へ戻る。話を聞いた明成 […]
軍乱時に日本に逃げた花房公使が、軍艦を率いて朝鮮に侵入してきた。目的は損害賠償と開港地拡大などの要求で、三日以内に返答がなければ武力を行使すると脅す。すると大院君は、日本との戦争も覚悟の上だと話し、大臣たちもそれに同調した。しかし高宗は、その戦争が明成皇后を王宮に戻さないためのも […]
過酷な旅を続けたため、風邪を引き寝込んでしまう明成皇后だが、それでも都へ向かうことを止めない。高宗と臣下たちは雲ヒョン宮の部下たちが王宮に留まっていることを理由に大院君を責めるが、軍乱により被害を受けた日本軍が押し寄せているため、手を貸してくれと頼む大院君。そして閔氏の支持で褓負 […]
大王大妃に届いた明成皇后の手紙には、「王宮に戻るから、そのための道を準備してくれ」と書かれていた。これを高宗に知らせた大王大妃は、どうにか道を開いてみると話す。一方、高宗と10年ぶりに再会した大院君だが、高宗の表情が喜ぶどころか死を望んでいる表情だったと話す。大王大妃は国葬の一連 […]
臣下たちや高宗の反発にも動じない大院君は、明成皇后を救うために国葬を行ったと言う。だが、例え生きていても王宮には戻れないと釘まで刺す。そして高宗を軟禁するかのごとく、高宗の居所に人の出入りを禁じた。明成皇后の生存を知ったホン尚宮は王宮を抜け出し会い王宮に戻ると、チャン尚宮に見つか […]
ホン尚宮から明成皇后が生きていると聞かされた高宗は国葬を中止し迎えに行こうとするが、今戻るのは危険なため、日を改めようという提案に仕方なく同意する。代わりに、その日まで無事でいるよう伝えてくれと言う。それを聞いた明成皇后は、自分がまだ愛されているのだと感激する。明成皇后が府大夫人 […]
自ら釘を打った理由は、これまで明成皇后がしてきたことを棺に込め土に埋めようという意味であると話す大院君。そして王妃が生きているかもと気にし、職を疎かにする大臣は許さないと脅しをかける。大院君の行動に高宗は不満を覚えるが、大院君私的な感情はないと話し、王妃を忘れ国事に専念するよう言 […]
葬儀を早く始めようと、湯灌と死化粧を催促する大院君。しかし遺体なしで葬儀はできないという意見に大院君は、明成皇后の大礼服を準備させ、みんなには喪服を着るよう命じる。しかし高宗は、自分が喪服を着たら死を認めるのと同じであるとし、それを拒む。大臣らもそれを拒むが、自ら喪服を着て現れる […]
明成皇后の生死も分からず、遺体もなしに国葬を行うには問題が多すぎる。死を信じなくとも生死が分からず不安な高宗は、明成皇后の死を宣言し、「仮に生きていても死を宣言した以上、帰ってこられない。それは死んだも同然」という大院君を憎む。一方、明成皇后は側近の助けと府大夫人の輿に乗り、無事 […]
高宗は全ての政事を大院君に任せると宣言、大院君は10年ぶりに権力の座についたのだ。すると大院君は別技軍を解散させ、高宗の政策などを白紙に戻した。しかし王宮内の軍人たちが邪魔な大院君は、明成皇后は死に、その国葬を行うと宣布した。それが明成皇后を助ける唯一の方法だと思った高宗は、仕方 […]