高宗は明成皇后から教わった知識と情報を、誇らしげに話し始める。そして、自分は父に従うので、今の改革政策を続けるよう話す。 一方、大王大妃は大院君に、していることが過激だと言い、「大院君が王位を狙っている」という噂まで出ていると責める。大院君に対する不満が上がり始めると、閔升鎬は王 […]
明成皇后は閔謙鎬に、高宗と大院君の関係が親子なのか君臣なのか、そこに自分が生き延びる道があると話す。そして、「この世で一番大事な息子を失ったのに、これ以上失うものも、恐れるものも何もない」と心の中で呟く。 高宗のもとを訪ねた大院君は、そこで領相の職に就くよう命じられる。すなわち、 […]
領相が辞職届けを出すと高宗は、大院君に相談するよう話す。しかし大院君は、辞職を先延ばしにするよう言う。明成皇后が王子の魂を慰め病床から起き上がると、高宗は喜び王妃のもとへ向かう。回復した王妃の手を取り、大王大妃のもとへ挨拶に行く。それを知った李尚宮は、またしても嫉妬にかられる。月 […]
王子の葬儀を行うため遺体を運ぼうとするが、明成皇后はまだ王子が生きていると言い、遺体を渡そうとしない。これにより、明成皇后は気が触れたという噂が宮殿内に広がる。これを狙ったかのごとく、李尚宮が完和君を連れて高宗を慰めようと宮殿に向かう。 明成皇后は訪ねてきた大院君に「葬儀は行えな […]
大王大妃が強く反対するため、手術を諦めあらゆる薬で手を打つよう話す大院君。薬を処方すると王子が回復し乳を飲み始めたため、死ぬことはないと安心する。 一方、王子の誕生により、大院君の摂政を終わらせ高宗に親政を宣言させようと、閔氏一族と趙寧夏は人を集める。その動きに気づく監視をする大 […]
期待の中で産まれた王子だが、肛門がなく排泄のできない「鎖肛症」という病気であった。その事実を知らない高宗は、「これから何があっても王子と自分が王妃を守る」と、子を抱きながら話す。同じく事実を知らない王妃も、幸せそうな笑みを浮かべる。 しかし府大夫人から事実を聞かされる高宗。宮殿内 […]
高宗と大院君の不和説が流れ、府大夫人は高宗に「父はああ見えて心が弱く、毎晩子供のように泣いている」と話すが、高宗は雲ヒョン宮に行かないと断言する。しかし異様船の出没が多く大院君の助けが必要である状況なため、明成皇后は2人の仲裁を金炳学に任せる。 高宗と大院君の仲が回復し朝廷にも平 […]
明成皇后の懐妊の事実が宮殿内に広まると、李尚宮の子を嫡子にしようとする大院君の考えに口を閉じていた大臣たちが、一斉に王妃を祝福し始める。高宗が二十歳になり王妃も懐妊したため、高宗が親政をすべきだという声も上がり始める。しかも、前回王妃が流産をしたのは、大院君が送った人参が原因だと […]
大院君は李尚宮の子を嫡子にしようと、朝廷の大臣たちに持ちかけようとする。しかし大臣たちは、明成皇后が息子を産んだ場合のことを考え、姿を現そうとしない。そんな大臣たちにあきれる大院君だが、跡継ぎを早く決めることが急がれると主張する。 まさに四面楚歌の状態である明成皇后は、今回ばかり […]
完和君が4歳になっても明成皇后に子供は出来なかった。李尚宮は明成皇后に、「王妃様が息子を産んでくれれば、自分たち母子は気を楽にして暮らせる」と皮肉を込めて話す。大院君は高宗が二十歳になっても親政を勧めず、あと10年だけ自分を信じろと言う。しかし明成皇后には子供がいないため、後継者 […]
婚礼の儀を済ませた以降、ようやく初夜を迎える高宗と明成皇后。毎夜を読書で明かした明成皇后は、幸せを感じる。 景福宮の再建工事が終わり移転で忙しい中、大院君は新しい宮殿で新しい国を開こうと話す。権門勢力に与えられた特恵をなくし、書院の撤廃を強く主張するのだが…。
李尚宮の子を嫡子にする理由を、「これまで王位を決めるとき、女性の権力争いが多く、臣下が女性にこびることが多かった。それにより国が危うくなることも多かったため、早く王子を決める必要がある」と語る大院君。この話が広まると、李尚宮に取り入ろうとする者たちが後を絶たなくなる。 一方、大王 […]
高宗の行動に腹を立てた大院君。それを高宗は王妃のせいだと明成皇后を責める。しかし明成皇后は、一国の王として当然の行動だったと話す。しかし親不孝をしたと心配する高宗。父子の不和により宮殿内が騒がしくなると、この状況を打破できるのは自分だけだと気付いた高宗は、大院君に謝りに行く。しか […]
高宗はこれまでつらい思いをさせた明成皇后に謝罪し、耐え続けてくれたことに感謝する。これに対し明成皇后は、「たとえ訪ねてくるのが何年に一度だとしても、待ち続ける。自分を捨てさえしなければそれでいい」と、初夜の約束を思い出させる。 高宗が王妃に会いに行ったことを知った李尚宮は、嫉妬の […]
難産のすえ、息子を産んだ李尚宮。その知らせを聞いた高宗はすぐに駆けつける。仕方なく大王大妃のもとへ1人で向かう明成皇后だが、大院君と鉢合わせする。 大院君は王の子を産んだ李尚宮を後宮に入るよう命じ、明成皇后に聞こえるようその子を嫡子と呼び続けた。 これまでつらくとも耐えてきた明成 […]
李尚宮の懐妊が明らかになり、宮殿内には波乱が巻き起こる。大院君は「誰から産まれた子であろうと、王室の跡継ぎは必要だ」と発言する。しかも高宗と明成皇后の前で「李尚宮が息子を産んでくれれば」とまで言う。その言葉を聞いた大王大妃はようやく、大院君が権力を諦めていないことに気づく。 息子 […]
以前の火事により財政的にも損害が大きく、景福宮の工事が遅れていることを知った大院君は、足りない費用を補うため、都に入るための通行税、水田に水を引き入れるための水用税、家庭の成人男性分の費用を払う新郎税などを徴収した。そして自信に反発していた金炳冀を禮曹判書の職から外し、他の職を与 […]
毎晩、李尚宮に会いに行く高宗。明成皇后は読書に耽ることでその悲しみを忘れようとする。 大院君は「李尚宮が先に妊娠したらどうする」という府大夫人の言葉に、「息子さえ産めばそれでいい」と冷淡な態度を取る。 守旧勢力の不穏な動きを感じた大院君は従臣である李景夏に、ある文書を手渡す。文書 […]
新婚初夜に李尚宮の元へ向かった高宗。大院君が事実を知れば李尚宮の命はないというイ内官の言葉に、高宗は明成皇后の元へ戻る。しかし寝付けない高宗に明成皇后は、自分は気にせず李尚宮の元へ行くよう話す。翌朝、大院君の訪問に事実を知られそうになるが、明成皇后の機転で難を逃れる。高宗の前で強 […]
景福宮が燃えたことで大院君は、現場に集まった臣下に「放火の犯人を必ず見つけ出し、関係者は斬首する」と一喝する。疑われた金炳冀は、「これは安東金氏を陥れようとする大院君の罠だ」と言う。 景福宮の火災事件で慌しい中、高宗と閔ジャヨンの婚礼の儀が行われる。しかし李尚宮を好いて忘れられな […]