拉致事件を指示したとして恐喝され、仕事もうまくいかず、やり場のない怒りを募らせるソヨン。一方、母親の死に関して疑問を持ったソンジェはインチョルを訪ね、当時の様子を聞き出すと共に夢で見る女性について相談をする。
イギョンの存在を疎むへスンは、イギョンをシン・ギテの殺人事件の被害者の家族と引き合わせ心に傷を負わせる。だがインチョルから拉致事件の真相を聞き、犯人捜しを諦めることを条件にイギョンの同居を認める。
インチョルに連れられ8年ぶりに家族のもとへ帰ってきたイギョンであったが、ヘスンは同居は認めないと突き放す。ソヨンはある思惑を胸に説得を試みるが、ヘスンは頑なにイギョンの受け入れを拒否し冷たくあしらう。
拉致されたイギョンのために捜査本部を立ち上げようとしていたインチョルは、偶然耳にしたソヨンの通話内容から事件の真相を知る。インチョルはソヨンを連れ、イギョンが監禁されている場所へ急ぎ向かうが…。
イギョンを連れ去ろうとしたソヨンだったが、思わぬ妨害に遭いもくろみは失敗し、さらなる陰謀を企む。一方、幼い時に母親を失ったソンジェは、育ててくれたソ会長への恩返しのために行方不明の孫娘探しに奔走する。
再び消えたイギョンを捜し続けていたハジュンは居場所を突き止めたという連絡を受け、ソヨンを置き去りにして駆けつける。イギョンの後遺症を心配したハジュンは、チョン社長に連絡を取り、医者を呼び寄せるのだが…。
イギョンに対するソヨンの非情な仕打ちを目撃し、思わず手を上げるインチョル。イギョンはそんな父の姿にショックを受け、家族のために再び姿を消してしまう。それを知ったハジュンは消えたイギョンを必死に捜すのだが…。
ソヨンをかばい頭に重傷を負ったイギョンは病院へ運ばれる。イギョンは連絡を受け病院に駆けつけたへスンに姿を消すよう詰め寄られるが、追って駆けつけたインチョルと8年ぶりの再会を果たし喜びをかみしめる。
イギョンへ姿を消すことを迫るソヨンの姿を目撃したハジュンは、ソヨンを問い詰める。一方、イギョンを捜し続けるインチョルは情報提供があった病院を訪ね、同じく人捜しのため病院を訪れていたソンジェに偶然再会する。
縫製技術を請われたイギョンは期間を限定する条件で"フィデリ"で働くことを承諾する。通販番組の本番中にアクシデントに見舞われるも、イギョンの機転が思わぬ宣伝効果となり、ソヨンの心中は穏やかではなかった。
運命的に再会を果たしたイギョンとソヨン。探し求めていた縫製師がイギョンであることを知ったソヨンは、イギョンとの関わり合いを避けるため会社へ偽りの報告をする。その一方で、ハジュンもイギョンが持つ縫製技術を知る。
シン・ギテの娘に間違われ人質にされたソヨン。無事に救出されるが、イギョンは家族に被害が及ぶのを恐れ家を出る。8年後、"フィデリ"に入社したソヨンは留学から戻り本部長として就任するハジュンを迎えに空港へ向かう。
実父がソヨンの父親を殺害した連続殺人犯だと知り深く傷つくイギョン。ソヨンは怒りのあまりイギョンの素性をマスコミに明かしてしまう。一方、留学を控えたハジュンは再び思いを伝えるべくイギョンをデートに誘い出す。
自分もイギョンと同様にインチョルの実子ではないと知りショックを受けるソヨン。ソンドを殺害したシンの死刑執行を求める署名活動の準備を進めるヘスンとソヨンに、自ら手伝いを申し出るイギョンであったが…。
犯人逮捕時に重傷を負ったインチョルであったが、家族の笑顔に包まれ幸せをかみしめる誕生日となった。見舞いに訪れたハジュンがイギョンと知り合いだったことを知り驚いたソヨンは、イギョンへある交換条件を提示する。
家庭教師として再会したイギョンに興味を持つハジュンは悪知恵を働かせ、家庭教師を辞めようとしているイギョンを引き止める。一方、そんな2人の関係を全く知らぬまま、ソヨンはハジュンへの恋心を募らせていた。
イギョンにより警察署に連行された”フィデリ”の御曹司キム・ハジュンは、今度問題を起こしたら勘当すると母親であるチョン社長にくぎを刺される。しかし再び騒ぎを起こし、最終通告として大学への進学を求められる。
ソヨンへの腎臓移植のためのドナーとして家に戻されたイギョンは、ヘスンとソヨンに粗末な扱いを受けながらも、けなげに尽くし続ける。高校生になりバイトに励むイギョンは、新聞配達の途中で不審な男を目撃し…。
自分の娘よりも慈しんでいたイギョンが敵の娘だと知ったへスンは、溺愛していた態度を一変させ、イギョンにつらく当たる。そんな姿を見たソヨンは自分たちの母親は他にいると思い、イギョンを連れ家を出てしまう。
双子として育ったイギョンとソヨン。問題を起こしてばかりいるソヨンに、いつも助け船を出し優しく面倒を見るイギョン。しかし才能豊かで心優しく誰からも好かれるイギョンにソヨンは嫉妬心を募らせるのであった。