結局、出張先のホテルにやって来たソヨン。そこには同じく2人で出張に行ったという事にいても立ってもいられないソンジェの姿があった。一方、インチョルは自分がリークした人物が事故死したと聞き、ドシクに消されたと疑う。
重圧に耐えきれず深酒をしたハジュンは、ソンジェの家に外泊する。すべての屈辱の怒りの矛先をジョンハに向けるソヨン。2人をどうにかして離したいソヨンとは裏腹に、チョン社長はハジュンとジョンハに一泊の出張を命じる。
姑の不信まで買い大ピンチのソヨンはジヌクを通じてソ記者に会いに行くが、事実とは異なる発言をされ打つ手を失う。そんな中、チョン社長はシリアとの契約が実はソヨンではなくジョンハの手柄だとハジュンから知らされる。
社運のかかったシリアラインがライバル社の"アリエル"に盗作された。チョン社長はデザインを流出させたのはソヨンの仕業だと疑う。ソヨンは真犯人を見つけるため、インチョルの部下のジヌクに調査を依頼するが…。
任意同行で警察署に連れて行かれるソヨン。しかし、事情聴取でソ記者に脅されたともっともらしい嘘をつき、釈放される。どうにか言い逃れて会社に戻ってきたソヨンだったが、ジョンハは次の計画を用意していた。
インチョルはイギョン似のジョンハを見て驚愕し、こっそりジョンハの素性を探る。ソヨンは久しぶりにハジュンと甘い時間を過ごすが、謎の脅迫電話で不安に陥る。ソ会長は病院で偶然見かけたハラのことが頭から離れない。
ハジュンの浮気心を知り、ジョンハの前で恥をかいたソヨンは、自分を邪魔する者は誰であろうと徹底的に潰すことを誓う。一方、宝石商の口を割らせたソンジェとジョンハは、復讐に向けてのアクセルを踏み込む。
ジョンハにイギョンの姿を重ね動揺を隠せないソヨンは、ハンドル操作を誤り危機的状況に。一方、イギョンと自身の復讐のために動きだしたソンジェ。最初の標的として、イギョンにダイヤ泥棒の罪を着せた宝石商に近づく。
インチョルの一連の金の流れを把握したソンジェは、ギテが仮釈放を拒否したと聞き、仮釈放を阻止するための金だったことに気づく。そんな中、長官の座を手に入れるため野心をあらわにしたインチョルは新たな決心をする。
ジョンハのおかげでシリアとの契約を取りつけるが、ソヨンの手柄としてチョン社長に報告するハジュン夫婦。一方でソ会長は、幼い頃に肌身離さず持っていた人形に対し、素っ気ない態度のジョンハを不審に思う。
"フィデリ"はデザイナーのシリア・ボエスが韓国にいると知り、血眼になって行方を捜す。焦ったソヨンは父の力を借り、シリアの宿泊先を突き止める。その頃インチョルは裏金を作るため、キム・ドシクに会いに行く。
ヘスンとゴンは、テレビに映ったジョンハをイギョンと誤解し会社に駆けつける。別人とは信じないゴンは、イギョンが大切にしていたスノードームをジョンハに見せる。インチョルは、チョン社長を脅迫し、資金調達に成功する。
イギョンの面影と優れたデザイン力のジョンハに、不安を抱くソヨン。そんな中、シン・ギテの仮釈放審査が行われることを聞きつけたインチョルは、それを阻止するためオ議員に働きかけるも、多額の資金を要求される。
ジョンハの"フィデリ"入社当日。同僚たちは、イギョンと同じ容姿のジョンハに驚きを隠せないでいた。ソ記者にジョンハの身辺調査を依頼するも腑に落ちないソヨンは、イギョンが色弱だったことを思い出す。
臨時株主総会に現れたソ会長の孫娘ジョンハ。ソ会長の代理人であるジョンハが投じた票によってハジュンの社長就任は否決される。死んだイギョンにそっくりなその姿に、ソヨンを始め一同は動揺を隠せずにいた。
イギョンの死から5年が経ち、ソヨンは"フィデリ"の本部長、ハジュンは副社長になっていた。ハジュンを社長に就任させたいチョン社長は、役員や株主の多くが反対する中、ソ会長の株数を頼りに臨時株主総会を開催する。
イギョンの葬儀の場に現れ、ソヨンの家族であったことを知り激怒するチョン社長をソヨンは冷静にやり込める。イギョンは病状が悪化したソ会長の前にジョンハとして現れ、集めていた情報を駆使し孫娘になりすます。
イギョンはソ・ジョンハとして生きることを決意し、濡れ衣を着せた者たちに罪の代償を払わせることを心に誓う。ソンジェはイギョンが持つ指輪が父親の物であったことを明かし、イギョンの支えになると約束する。
ソンジェに助けられ長い眠りから覚めたイギョンは、嘘の自白が記された遺書の存在と、ハジュンとソヨンの結婚話が進んでいることを聞き愕然とする。ことの成り行きを知るソンジェはイギョンにある提案をする。
イギョンの部屋から罪を告白する遺書が見つかる。それを知ったハジュンは自ら罪をかぶり姿を消したイギョンを思い、苦悩する。イギョンの失踪に不審感を募らせたジョンパルは、インチョルに連絡を入れ様子を探る。