ヨナは社長のテイルに辞表を提出する。しかしテイルは、ヨナが犯人でないのならば、会社に残るべきだと説得する。テイルの言葉を聞き、生き別れになった我が子のためにも誇らしい母親になるべく仕事に邁進するヨナだが…。
ユラは祖母と、ユンジェを社長に復帰させる策略を話し合う。ユラを迎えに来たユンジェは、自分が社長の座から降ろされたのは、ユラが産業スパイ事件の真犯人だと証明するDVDが原因だったと偶然立ち聞きしてしまう。
ヨナはガンウクのお陰で就職できたことを知り、ガンウクに食事をご馳走する約束をする。ガンウクが予約したレストランは、かつてヨナがユンジェと食事をした場所だった。ヨナとガンウクが店に行くとユンジェとユラも現れて…。
結婚5年目にして子供を授かったことに喜ぶユラ。一方、テヤンが行方不明であるヨナの心中は複雑であった。そんな中、ヨナは仕事ぶりが認められ正社員としてテイルの会社に採用されたのだが、初出勤の日にパク刑事が現れ…。
ヨナは再審請求のためにひき逃げ事件の証拠をかき集めていたが、パク刑事から恫喝される。一方インソクは、スパイ事件の真犯人はユラだったとユンジェに許しを請う。だがユラはそんなことも知らずにシラを切り続け…。
ガンウクの計らいで、テイルが社長を務める会社でインターンとして携帯電話の販売員を始めたヨナ。しかし、メディアを通して顔が知られているヨナは、殺人の前科があるため、客から冷たい視線を向けられてしまう。
ヨナからスパイ事件がユラによるねつ造だったと聞いたユンジェは、激しく動揺する。そんな中インソクとユラは、ユンジェの前で顔色一つ変えず、「前科者で再就職も難しいと思い、お金は善意でヨナにあげた」と主張する。
ユラはインソクに、ヨナが静かに暮らせるようにお金を都合するよう頼む。そんな2人の会話をスエはこっそりと書き留めていた。2人からの大金を手にしたヨナだが、その大金を手に向かった先はユンジェの元だった。
ジェイ社での出来事が顔写真入りで報道されてしまい、ヨナは前科者だと世間に知られ再就職が難しくなってしまう。そんな折り、またもユラから呼び出しを受けるヨナ。ユラは大金をヨナに手渡し、取引を試みるが…。
ユラはヨナが仮出所したと聞き、ヨナを再び刑務所に戻すべく策を巡らせる。そしてヨナに電話を掛け、会社に来るよう呼び出すユラ。真相を明らかにしたいヨナは呼び出しに応じるが、会話の最中に突然ユラが悲鳴を上げる。
施設にあるテヤンの書類を改ざんしたユラ。テヤンは「ジュンヒョク」という名前で養子に出されてしまう。月日は流れ、2012年3月。ヨナは一日でも早く我が子と再会するため、数々の困難を耐え抜き、ついに仮釈放の日を迎える…。
1歳半を迎えた子供は刑務所では育てられない。頼る身内がいないヨナはテヤンを施設に預けることにする。刑務所での最後の夜、ヨナは特別許可を受け、テヤンに温かい手料理を食べさせるのだが、誤って火傷を負わせてしまう。
ヨナは担当看守の計らいにより、母と面会をし、後ろ髪を引かれる思いで病院を後にする。一方、ジェイ社は清州女子刑務所の支援事業に乗り出し、その一環で刑務所を訪問したユラは、息子をあやすヨナを目にする。
ギョンスクを山奥に拉致したユラ。産業スパイ事件の証拠DVDを巡って、2人は揉み合いとなり、ギョンスクは谷底に転落してしまう。ユラは自らの過ちを隠蔽し、ギョンスクを自殺に見せかけるために遺書をねつ造する。
無事テヤンを出産したヨナ。時を同じくしてヨナの元を訪ねるユンジェ。ヨナは揺れる気持ちを抑えつつユンジェと会わないことを決心する。一方、ギョンスクとスエは証拠のDVDをユラの祖母の金庫で見つけるが…。
お腹の子供のために、ヨナは人生を前向きに生きることを決意し、様々な資格を取る。臨月を迎えたヨナは夜中に破水。囚人仲間と看守に見守られながら出産に臨む。難産を乗り越え、生まれたものの赤ん坊は産声を上げず…。
ユラは会社の広報役員に就任し、一躍マスコミから脚光を浴びる。ある日、ユラは福祉施設での撮影依頼を受けユンジェと一緒に取材を受けることにする。しかしそこには奉仕活動中のヨナの姿が…。3人は皮肉な再会をする。
ユンジェの義母は、ユラの姿が映る「産業スパイ事件」の証拠映像を手にジェイ社の大株主であるユラの祖母と取引をする。そのことがきっかけとなり辞任に追い込まれたユンジェはヨナとの思い出に浸り、酒に溺れる。
ヨナはインソクに面会に来るよう手紙を送る。刑務所へ面会に来たインソクにヨナは裁判のことを問い詰めるが、インソクはシラを切り通す。一方、謎の男ゾルバと文通を続けるヨナは彼からの手紙に癒やされるのだが…。
過酷な刑務所暮らしのせいか、ヨナに宿った新しい生命は危険な状態だった。しかし、妊娠を知った仲間達の助けでお腹の子は危機を脱する。一方、罪悪感に駆られたガンウクは「ゾルバ」と名乗り、ヨナに励ましの手紙を出す。