決死の脱獄にも関わらず、ヨナは再び刑務所に収監される。ヨナを苦々しく思う同じ房の囚人から激しい暴行を受け、ヨナは出血を起こす。しかし、その事件をきっかけにヨナは自らに新しい命が宿っていることを知らされる。
母と妹が行方不明になったこと知ったヨナは、ヨンスンの助けを借りてユンジェとユラの結婚式当日に脱獄を決行。一方、自責の念に駆られたインソクは辞職を決意するが、最高裁判所長官に昇任したことを知り…。
ユラはユンジェと婚約したことを自ら刑務所に出向き、ヨナに伝える。夫インソクに疑いを持ったギョンスクは、証拠をつかむため夫の家に戻る。するとユラが電話口で自らが犯人であると話しているのを聞いてしまう。
ユンジェ宛に自らの気持ちをしたためた手紙を刑務所から送り続けるヨナ。しかし、社長秘書であるユラはユンジェが読む前に勝手に破棄していた。一方、ユンジェは父から譲り受けた会社を救うため、ある決心をする。
ヨナは復讐を胸に誓い、過酷な刑務所暮らしに耐えていた。ヨナの無実を証明するために証拠を探すギョンスクとスエ。だが2人のことを以前から面白く思っていないユラの祖母は、2人を家から追い出してしまう。
刑務所の中で古参の受刑者からいじめを受けるも耐え抜くヨナ。一方、ユラは社長の座を失いかけたユンジェの気を引くため、ヨナのアイデアノートを無断で持ち出し、自分が考え出したアイデアだと偽りユンジェへ渡す。
インソクはミン弁護士を呼び出し、「義理の娘だから減刑した」と情に訴え、これ以上控訴しないよう頼む。一方、義母に社長不信任案を突きつけられたユンジェ。窮地に陥るユンジェにユラの祖母はある提案をする。
インソクが結審の裁判長であることを知り、ヨナは安堵する。しかし、パク刑事によりねつ造された証拠が決め手となり、ヨナは懲役3年の実刑判決を受けることに。ヨナはその瞬間、自分を陥れたのはユラだと気づく。
自分の犯した罪をヨナに着せるため画策するユラ。しかし事件の真相を知っているパク刑事はユラをゆすり続ける。一方、祖母に対して執拗にお金をせびるユラに疑念を抱いたインソクはユラを問い詰めるのだが…。
法廷で自らの潔白を必死で主張するヨナ。そんな中、ユラが証人台に立ち、ヨナに不利な証言を語る。一方、ユラの父インソクは長年の夢であった「法と良心」という著書を出版し、マスコミから注目を浴び始めていた。
犯人がユラだと確信したパク刑事は、証拠をねつ造する見返りに、多額の金銭を要求する。ねつ造された証拠を元に逮捕されてしまうヨナ。遺族との示談交渉を拒否し、自らの潔白を訴えるべく公判に臨むのだが…。
ユニは交通事故の後遺症により心臓発作を起こし、無念の死を遂げる。ユニの婚約者テイルは、最愛のユニとおなかの子を殺した犯人に復讐を誓うのであった。心中穏やかでないユンジェの自宅にガンウクがやってくる。
後妻ミンジャの実子ガンウクは、母の後押しによりユニの後任者となる。一方、ユラはユニの婚約者とミンジャに「ヨナの正体は産業スパイで、事を丸く収めようとした上司のユニに逆恨みをしている」と言いふらす。
ユニを車から降ろしてしまったために事故にあってしまったと自責の念にかられるユンジェ。一方、ガンウクはユニが不在の間、開発チーム長に就任することになる。そんな中、警察によるひき逃げ捜査が進められ…。
警察官と共に実況見分のため現場に向かうヨナとユラ。ヨナが事故を起こしたかのように語るユラにヨナは驚く。事故で大怪我を負ったユニが奇跡的に意識を取り戻したことを知ったヨナは証拠品を届けようとするが…。
自らの妊娠を兄に明かせぬまま車から降ろされてしまったユニは、ひき逃げにあう。血だらけで倒れているユニを発見し、必死に介抱するヨナ。そこに現れたユラに警察への通報を任せ、ヨナは病院へ付き添うが…。
ヨナは無実を証明するため、証拠映像を入手しユンジェとユニを追いかけ車を走らせる。それを知ったユラは真実が暴かれるのを恐れ、先回りをする。一方、ユニはユンジェと喧嘩をし、途中で車から降ろされてしまう。
ユンジェの父は死に際に後妻の告白を聞き、激高する。後輩であるユラの父インソクに後妻の悪事を伝えようとするが、まもなく息絶えてしまう。会長の葬儀の弔問に訪れたヨナはユニに罵倒され、その場を立ち去る。
ヨナは防犯カメラに真犯人が映っているはずだと同僚たちに必死に訴えるが、会社から立ち入り禁止の処分を受ける。必死に協力者を探すヨナ。ヨナは義理の妹であるユラにも協力を頼むがあっさり断られてしまう。
ユンジェの父であるジェイ社会長の容体が悪化、緊急入院をする。病室でユンジェはヨナを婚約者だと家族に紹介するが、ユニは「ヨナの正体は産業スパイだ」と声を荒らげ、それを聞いた会長は激しく吐血する。