イギョンのなりすましは自分のためだったと知るソ会長。2人を許すか悩むソ会長だったが、ハラは彼らに激しい憎悪の念を持ち拒み続ける。その頃ソヨンによって釈放されたソ記者は、一目散にある場所に向かい…。
意識が戻ったハラは、ようやくソ会長とジニに再会する。ソンジェとイギョンは、5年間もだましていたことに対し許しを請うが、ソ会長は聞く耳を持たない。一方ハジュンは、社長になったソヨンのやり方に納得がいかない。
ソンジェは、イギョンを責めないでほしいとソ会長に土下座をする。その一方で、ジニの父親面をしたハジュンに対しては声を荒げ、苛立ちを募らせる。一方でソヨンは姑のご機嫌取りに励み、会社を自分の思い通りに動かし始める。
長い眠りから覚めこれまでの記憶を取り戻したハラは、ソ会長と同じくソンジェへの憤りを感じていた。取り返しのつかないことをしたと反省し、今からでも元どおりにすべきだと主張するイギョンに対しソンジェは時期尚早だと話す。
眠り続けるハラが孫だという証拠をつかんだソ会長は、信頼しきっていたソンジェに怒りを爆発させる。そのショックから意識を失い倒れてしまう。一方、ソヨンはチャ秘書にジョンハ、ソンジェ、ソ会長の関係について調べさせる。
取締役はチョン社長にハジュンの問題の責任を取らせ辞任を要求。ソヨンが社長に決まり、ソヨンの独走が始まる。そんな中、取り調べを受けるハジュンは罪をかぶったイギョンへの自責の念を抱えながらも黙秘を続けていた。
定期株主総会で5年前の事件の真犯人が暴露され、警察に連行されるハジュン。それによりインチョルたちも真実を知ることとなり、衝撃が走る。ソ会長はハラの病室を訪れ、自身が持つ疑念の真相を確かめようとする。
少しずつ意識を取り戻しつつあるハラ。ソンジェはその姿に不安を覚える。そんな中"フィデリ"では、経営者側とイギョン側で取締役たちの囲い込みが激化する。そしてついに、定期株主総会が開かれるのだが…。
ソンジェは、ジョンパルからイギョンとソヨンが双子という事実を知らされ困惑する。そんな中、ソンジェはソヨンからジョンハとハジュンの関係について脅迫される。そしてソヨンはチャ秘書を使い、隠れて情報収集を進める。
ソンジェはイギョンへの思いを伝えられない歯がゆさもあり、取り乱しハジュンを殴ってしまった。そして、ジョンパルにイギョンとハジュンを見張るよう指示する。ジョンハへの疑いが消えないゴンは、思い切った行動に出る。
ついにハジュンから愛の告白を受けるジョンハ。それを目の当たりにしたソヨンは激しい怒りからハジュンとジョンハにこの屈辱を晴らすことを誓う。一方チョン社長たちを見計らい、ソンジェもまた父の墓前に誓いを立てる。
株主総会を控え、ハジュンの社長就任という難題を前に取締役たちはそれぞれ異なる思いを抱える。チョン社長が情報収集をする中、ソヨンは取締役と大胆な駆け引きに出る。それを知ったハジュンは冷めた気持ちを隠せずにいた。
目を開けたまま動かないジョンハ。ソンジェはそのどっちつかずの状態に、苦悩する。一方インチョルは、ジョンパルを消すためドシクを差し向ける。ドシクの配下たちが彼に襲いかかる中、助けに入ったソンジェが大けがを負う。
ソンジェとジョンハを信頼しているチョン社長は、ハジュンに社長の座を譲るべく、2人に力添えを頼む。だがソヨンはそんな状況が気に食わない。一方、ソンジェは本当のジョンハである、ハラの延命治療の中止を決断する。
夫婦ゲンカをしたソヨンは計画的に酔ったふりをして仲直りに成功する。服役中のギテは右腕のジョンパルにイギョンの双子の妹を捜すよう頼む。ソヨンの反撃を恐れたソンジェは、イギョンに忠告するが聞き入れようとしない。
結局、出張先のホテルにやって来たソヨン。そこには同じく2人で出張に行ったという事にいても立ってもいられないソンジェの姿があった。一方、インチョルは自分がリークした人物が事故死したと聞き、ドシクに消されたと疑う。
重圧に耐えきれず深酒をしたハジュンは、ソンジェの家に外泊する。すべての屈辱の怒りの矛先をジョンハに向けるソヨン。2人をどうにかして離したいソヨンとは裏腹に、チョン社長はハジュンとジョンハに一泊の出張を命じる。
姑の不信まで買い大ピンチのソヨンはジヌクを通じてソ記者に会いに行くが、事実とは異なる発言をされ打つ手を失う。そんな中、チョン社長はシリアとの契約が実はソヨンではなくジョンハの手柄だとハジュンから知らされる。
社運のかかったシリアラインがライバル社の"アリエル"に盗作された。チョン社長はデザインを流出させたのはソヨンの仕業だと疑う。ソヨンは真犯人を見つけるため、インチョルの部下のジヌクに調査を依頼するが…。
任意同行で警察署に連れて行かれるソヨン。しかし、事情聴取でソ記者に脅されたともっともらしい嘘をつき、釈放される。どうにか言い逃れて会社に戻ってきたソヨンだったが、ジョンハは次の計画を用意していた。