明の使臣はバンウォンを訪ね、チョン・ドジョンを始末するなら力を貸すと提案するが、バンウォンは自国のことは自国で始末をつけると言って断る。都堂(トダン)ではチョン・ドジョンを明に引き渡すか否かで意見が分かれ、議論は紛糾。朝廷内での地位の危うさを感じたチョン・ドジョンは、出仕を拒否し […]
チョン・ドジョンの陣法訓練を欠席したバンウォンらに、罰として彼らの執事がムチ打ち刑に処されることに。バンウォンは悔しさを押し殺し、胸のうちでチョン・ドジョンへの復讐を誓う。再び明の使臣がやってきて、表箋文(ピョジョンムン)を口実に再度チョン・ドジョンを引き渡しを要求。しかし彼には […]
トクシルの出産で憂鬱なミン氏だったが、自分も妊娠していることに気付く。召使頭のポクソプは、トクシルの子供を始末する計画を練る。チョン・ドジョンに よる大規模な陣法訓練が行われ、全官僚と王族にも参加を求められたが、バンウォンやトゥン・ドゥランらは欠席。チョン・ドジョンはイ・スクポン […]
病状が悪化する一方の王妃を、イ・ソンゲは寺参りに連れ出すことに。しかし、建国理念である抑仏崇儒に反すると猛反対される。振り切って寺に行ったイ・ソ ンゲらは、一心に王妃の快癒を念じる。ミン氏が雇った召使頭はトクシルを流産させようとするが、企みは失敗し、トクシルは無事に男児を出産する […]
ハ・リュンからイ・スクポンを紹介されたバンウォンだが、彼のあまりにあけすけな物言いに腹を立て、追い出す。チョン・ドジョンは、明の使臣の前であえて 大規模な陣法訓練を行い、戦争も辞さない決意を示す。イ・ソンゲも譲らないため、使臣は表箋文作成に関わった別の官僚を代わりに明へ連れ帰るこ […]
チョン・ドジョンが明に送った表箋文(ピョジョンムン)が高圧的で傲慢だと腹を立てた明の皇帝が、チョン・ドジョンを明に送るよう要求してきた。彼を明に 送ることも、皇帝の命令を無視することもできず、朝廷の官僚たちは対応に困る。そんな中、ハ・リュンは道端でイ・スクポンに声をかけられ…。
トゥン・ドゥランはイ・ソンゲに、私兵解体を強引に進めることの危険性を直訴する。はじめは訴えをはねつけたイ・ソンゲだが、解体に歯止めをかけることに。イ・スクポンという男が科挙の試験場に現れ、堂々とした答弁をする。彼に目を留めるチョン・ドジョン。その頃、ミン氏はトクシルを監視するため […]
パク・ウィ将軍が私兵解体のためバンウォンの家に乗り込んできた。バンウォンはチョン・ドジョンに直談判に行くが言い負かされ、仕方なく私兵解体に同意した。一方トクシルの妊娠を知ったミン氏は、側室の子が将来の妨げになることを激しく警戒し…。
バンウォンが明から戻った祝宴が開かれる。しかしチョン・ドジョンと現れた太子に不遜な態度を取るバンウォン。チョン・ドジョンは、イ・ソンゲに私兵解体と王子たちの地方赴任の許可を求めに行く。彼の大朝鮮帝国の夢に胸を打たれたイ・ソンゲは許可するが、官僚は王子を地方に追いやることに反対する […]
ついに漢陽(ハニャン)への遷都が行われた。宮殿の向きや名前などはすべてチョン・ドジョンが決め、バンウォンの家は以前より宮殿に近くなった。ミン氏は チョン・ドジョンの権勢と監視の強化に強い危機感を覚える。バンウォンが明からの帰途についたと聞いた王妃は、ある決意を固めチョン・ドジョン […]
チョン・ドジョンが文武両権を握っているのは好ましくないと上書したパク・ポは投獄されるが、当のチョン・ドジョンによって釈放される。一方、明の皇帝に謁見したバンウォンは、朝鮮で最も力を持つ官僚はチョン・ドジョンと答え、皇帝にチョン・ドジョンに対する警戒心を植え付ける。その頃、チョン・ […]
宮殿を抜け出していた太子バンソクは、イ・ソンゲに呼び戻され厳しく叱責される。しかし妃の死を自分のせいと考えるバンソクは勉強に身が入らない。陣法の訓練に遅れてきた武将を、見せしめのためムチで打つチョン・ドジョン。彼には軍を強くし、朝鮮を明と並ぶ大国にするという大望があったが、軍は独 […]
バンウォンが明(みん)へ旅立つ前夜、ミン氏は小間使いのトクシルにバンウォンの夜とぎを命じた。一方、朝廷ではチョン・ドジョンの独断に、チョ・ジュンらの重臣は不満をつのらせていた。ミン氏は父ミン・ジェに言われて王妃に挨拶に行くが、持参した手作りの餅菓子を毒入りと疑われたため、ますます […]
ミン氏のが間諜として買収していた女官が捕まり、前太子妃の密通事件にバンウォンが関与したことが明らかになる。さらにバンウォン家の執事までが連行されてしまい、バンウォンは窮地に立たされる。そんな中、明(みん)から使臣がやって来て、ワン一族虐殺の経緯を皇帝に釈明するため、太子を入朝させ […]
ついに高麗の王族 ワン氏は皆殺しにされ、恭譲君(コンヤングン)親子も自害して果てた。イ・ソンゲは、ワン氏の悪夢にうなされ、なかなか病が治らない。イ・バンウォンはイ・ソンゲを見舞おうと宮殿を訪ねたが、王妃にすげなく追い返される。その後チョン・ドジョンから王子たちを露骨に敵に回さない […]
ワン一族の謀反と思われた事件は、単に地方の役人らが恭譲君(コンヤングン)とイ・ソンゲの星回りを占っただけだった。しかし彼らには厳しい尋問が行われ、占いを頼んだのが門下府参賛(ムナブチャムチャン)パク・ウィであると自白したため、パク・ウィが首謀者として捕まる。が、イ・ソンゲは彼が無 […]
無学(ムハク)大師らの意見に従い、イ・ソンゲは新都を漢陽(ハニャン)に決めたが、ようやく落ち着いたのもつかの間、過労から倒れてしまう。王妃はイ・ソンゲの容態を巫女に占わせた。高麗の王族 ワン氏の悪霊のせいとのお告げが出たため、ワン氏の位牌を川に流させるが、流したはずの位牌は流れに […]
重臣の筆頭ペ・グンニョムが病死した。イ・ソンゲはチョン・ドジョンを2番目に高い地位に昇進させ、さらに軍権も委ねることに。文武両権を手にしたチョン・ドジョンは早速、イ・バンウォンを孤立させるため、彼の有力な手下を地方へ赴任させる。鶏龍山(ケリョンサン)は新都に不適切というハ・リュン […]
イ・ソンゲを訪ねたイ・バンウォンは、太子妃事件は太子が未熟なせいだとして、太子の廃位を求める。激怒したイ・ソンゲはバンウォンを追い出し、二度と宮殿に来るなと言い渡す。王妃は新たな太子妃の選定をチョン・ドジョンに一任、チョン・ドジョンはシム・ヒョセンの娘を輿入れすることにする。しか […]
太子妃の不貞事件は臺諫(テガン)たちにも知れ渡る。王の不正を正す役目の彼らは、早くも責任の所在を問う上書を都堂(トダン)に送り始める。一方、視察先のイ・ソンゲは、鶏龍山(ケリョンサン)を新都とすることについて、風水に詳しいハ・リュンやクォン・ジュンファらの意見を聞く。そこへ太子妃 […]