イ・マンは捕らえられ、拷問を受け投獄される。太子妃は王妃から厳しい尋問を受ける。不祥事はあっという間に朝廷中に広がった。王妃は遷都先の視察に行っているイ・ソンゲが帰ってくる前に事態を収めようと、尚官(サングン)の助言に従って、イ・マンを簀巻きにして川に沈めさせる。太子は太子妃が監 […]
杜門洞(トゥムンドン)問題に悩むイ・ソンゲのもとを、久しぶりに無学(ムハク)大師が訪れる。師との再会を喜んだイ・ソンゲは、建国理念の1つである“抑仏崇儒”に逆らう形で、彼を「王師(ワンサ)」として厚遇する。無学大師はイ・ソンゲに遷都しては、と提案する。旧臣集めの旅に出たイ・バンウ […]
官僚らの意見を聞かず、イ・セクを罰さずに逆に官位と奴婢を与えたイ・ソンゲ。しかしイ・セクはイ・ソンゲが贈った酒を飲んで死んでしまう。チョン・ド ジョンは、王たるイ・ソンゲがこれ以上臣下に侮辱されて落ち込まないよう、高麗の旧臣を集めて回る作業をバンウォンに頼むことにする。人材を集め […]
イ・ソンゲに会ったチョ・ギョンは、ともに王に仕えていた身のイ・ソンゲが王を殺してその座に就いたことを非難、イ・ソンゲを侮辱し去ってゆく。都に戻ったイ・ソンゲは、今度は旧友のイ・セクを勧誘することに。しかし会議場に来たイ・セクは、イ・ソンゲのことを昔の号で呼び捨てにし、「昔の友は死 […]
王と王妃を敵に回したバンウォンは、自暴自棄になり狩りと酒と女に浸る日々を送る。一方、まだ幼い太子は周囲の期待に応えようと勉強に打ち込み、妃との夫婦生活をおろそかにしている。相手にしてもらえないことに不満を抱く太子妃 ユ氏は、内官(ネグァン)のイ・マンと心を通わせるようになる。高麗 […]
バンソクが正式に太子になり、立太子式が行われる。先祖拝礼のため東北面(トンブンミョン)にいたバンウォンは知らせを聞き、急ぎ都に戻る。一方、高麗王朝への忠義を捨て朝鮮王朝に仕えることにした旧臣 クォン・グンは、会議の場で、高麗王朝の他の旧臣を許すようイ・ソンゲに直訴する。開京(ケギ […]
立太子問題について、幼いが聡明で温和なバンソクを推す王妃とチョン・ドジョン、功のあったバンウォンを推すトゥン・ドゥランらの意見を聞き、イ・ソンゲは迷う。その間、バンウォンは先祖拝礼のため東北面(トンブンミョン)に行かされ、バンソクはユ氏と婚礼を挙げる。結局イ・ソンゲは、腹心 チョ […]
カン王妃の呼んだ巫女は、末の息子 バンソクが太子になると預言した。王妃はチョン・ドジョンを呼び、バンソクを太子に推してくれるよう話す。一方、五男のイ・バンウォンはトゥン・ドゥランを味方につける。また、野心家の四男 イ・バンガンも三男のイ・バンイに協力を求める。立太子についての会議 […]
イ・ソンゲが即位し新王朝が立った。しかし威化島(ウィファド)回軍の時から父のやり方に反発していた長男 イ・バンウは蒸発し、にわかに世継ぎ問題が浮上する。イ・ソンゲの側室であったカン王妃は、正室 ハン氏の息子ではなく、自分の幼い息子2人のどちらかを太子にしたいと考え、巫女を呼んで占 […]
五男のイ・バンウォンがチョン・モンジュを殺害したと知り、軽率な行動に激怒してバンウォンを殺せと命じるイ・ソンゲ。しかし、トゥン・ドゥランやチョン・ドジョンらのとりなしで怒りを収める。恭譲(コンヤン)王は自らの身を守るため、臣下であるイ・ソンゲと同盟を結ぼうと思いつく。しかし同盟を […]
イ・ソンゲが開京(ケギョン)に戻ったと聞いたチョン・モンジュは、改めて恭譲(コンヤン)王にイ・ソンゲの処刑を願い出るが、拒否される。イ・ソンゲの報復を恐れた恭譲王は、逆に幽閉していたチョン・ドジョンら彼の一派を釈放する。イ・ソンゲはチョン・モンジュを家に招き、落馬事件は芝居だった […]
海州(ヘジュ)でイ・ソンゲが落馬し生死不明との報を聞いた王族派のチョン・モンジュは、イ・ソンゲらを葬る千載一遇のチャンスと考える。しかし慎重なイ・セクは反対し、臆病な恭譲(コンヤン)王もイ・ソンゲ派の官僚を幽閉して事を済まそうとする。五男のイ・バンウォンは海州へ行きイ・ソンゲを連 […]
イ・ソンゲはチョン・ドジョンに勧められ、イ・セクらを赦免するよう王様に進言して事件を収める。寛大なところを見せて民心を得る計画だった。イ・セクの弟子 ハ・リュンは、釈放された後、イ・バンウォンの義父 ミン・ジェに接近する。イ・ソンゲの郷妻(ヒャンチョ)(正妻)ハン氏が亡くなった。 […]
気の弱い定昌君(チョンチャングン)は王位に就くことを拒否するが、イ・ソンゲに脅されしぶしぶ即位、恭譲(コンヤン)王となる。新王は島に流されていたウ王と昌(チャン)王に毒を送り自害させる。イ・ソンゲの娘 ギョンスンとイ・ジェの結婚式が行われる。そこへ、明に派遣されているユン・イとイ […]
ウ王から2本の小刀をたまわったキム・ジョは、それをかつての忠臣 クァク・チュンボとチョン・ドゥックに手渡す。贈答に他意はなかったが、イ・ソンゲの五男 イ・バンウォンは、それを「ウ王によるイ・ソンゲ暗殺の企て」に仕立て上げる。濡れ衣を着せられたキム・ジョは獄中で死に、昌(チャン)王 […]
ウ王が廃位され、朝廷は次の王を誰にするかで意見が分かれる。ウ王はシン・ドンの子であり正統な王族ではないとするチョン・ドジョンらは、イ・ソンゲの即位を主張するが、結局は王族派の意見が勝ち、ウ王の息子 昌(チャン)が即位した。イ・ソンゲ派のチョ・ジュンらは、田制改革にかこつけて王族派 […]
高麗王朝のウ王と門下侍中(ムナシジュン)のチェ・ヨンは、明(みん)からの領土返還要求に反発し、遼東(りょうとう)征伐のための出兵命令を出した。しかし前線の威化島(ウィファド)では梅雨の長雨や疫病などにより戦況は悪化、脱走兵が後を絶たなかった。そこで右軍を率いるイ・ソンゲは、王命に […]