ウンビョルの血液型を操作したのがテヒだと知ったジョンヨン。テヒの元へ行き怒りをぶちまけると、怒りをやっと落ち着かせることができた。そして決心したジョンヨンはジンワン家に向かったのだ。ジンワン家の前に立ったジョンヨンの頭の中には今までの出来事が走馬灯のように通り過ぎていく。
新婚の甘い夢に濡れたホンジュはテソンに積極的に近づいていくが、テソンは今まで以上にホンジュに冷たくなっていた。ホンジュは屈辱を感じ、こうなったのもすべてジョンヨンのせいだと思い込む。
マ・ホンジュとの結婚を控えていたテソン。しかしジョンヨンを訪ねてくると、テソンはジョンヨンとやり直したいとの気持ちを伝えた。ジョンヨンはテソンから気持ちを聞かされても、自分はジンワン家に復讐する事しか考えていないと告げ、テソンは自分の人生を生きろと冷たく言い放ったのだった。
チン会長がアルツハイマーだと知ったジョンヨンは複雑な心境だった。一方、チン会長は自身の健康状態が急速に悪くなっていくのを感じ、テヒの暴走を防ぐためにはどうすべきかその方法を探さなければならないと考える。
ジョンヨンはテヒに立ち向かっていく。しかしテヒはジョンヨンに、以前よりもさらに大きな衝撃と絶望を味わわせようと意気込むのだった。ジョンヨンの動きに不安を感じるテヒはジョンヨンの一挙手一投足を監視するためにジョンヨンの事務室に隠しカメラを設置する。
ジョンヨンはホンジュから渡された動画を見て衝撃を受けた!その動画には血を流してた多れる父親の姿と、その横で何もせず父を放置するテヒとサンミンの姿が写っていたのだ。一瞬悲鳴を上げたジョンヨンだったが、それはすぐに怒りに代わった。
消えた絵がどこにあるか突き止めたジョンヨン。すぐに絵のある場所に向かうが・・・ホンジュは本物の絵を一歩先にジョンヨンに奪われてしまう。
ジョンヨンはマ・ホンジュが絵をにせ物ですり替えたことを突き止める。そしてそれを公表したのだが、マ・ホンジュはギャラリーの職員を買収し自分のアリバイを作っていたのだ。その結果、ジョンヨンが窮地に追い込まれてしまう。
ソン議員に渡した絵が贋作だと主張するジョンヨン。するとジュランは誰が贋作とすり替えたのか明らかにしろといい、テヒは本物を探しだしたものにアートディーラーを与えると条件を出した。
ジョンヨンはついにジンワンギャラリーの専属アート ディーラーとなった。テヒは仕方なくジョンヨンがアートディーラーになることを了承したが、自身の存在に危害になるのではと不安だった。ホンジュはジョンヨンを罠に陥れようと計画を立てる。
バク・ファベクの遺作をジンワンギャラリーに渡す条件の代わりに、アリスをジンワンギャラリーのアートディーラーにしてほしいと提案したバック会長。それを知ったテヒとホンジュは恐怖に震えるのだった。
家族が亡くなり、更にお互いに対して生まれた不信感。その記憶も薄れつつあるジンワン家族の前に現れたジョンヨン!!テヒはジンワングループの代表となっていた。そしてマ・ホンジュはギャラリー館長席についていた。
娘の恨みを晴らそうと復讐を誓ったジョンヨンだったが、その復讐劇は切ない涙で終わってしまった…。ジョンヨンの痕跡はどこにもなく、遺体すら発見されなかった…。事件は終わったが、ジョンヨンはいつまでたっても帰ってこない。ジンワン家族は事態を収拾しようと家族で葬儀を行ったのだった。
ジョンヨンはウンビョルのためにサンミンに報復する。2人は激しくもみ合うが、最終的に2人はその場に倒れ込む。ジョンヨンを救うために炎に包まれた倉庫の中に入って行ったテソンとジュンヒョクだったが、その状況を見て絶望に陥るのだった。
テヒは代表室にやって来た。ウンビョルが亡くなったのは全てテヒが犯したことだと泣きながら告白するサンミンの動画を見たテヒ。サンミンの裏切りに怒りが頂点に達したテヒは、サンミンを許すことができないと思いサンミンを消すことを決意した。
痛みと悲しみの日々、ひどかったジンワン家での生活には未練もなく、ジョンヨンはジンワン家を去って行った。一方、テヒはサンミンの代表の座を考慮するというバック会長の言葉に震えていた。サンミンはます自分の首を締めて来るテヒに恐怖を感じ、誰にも気が付かれないよう生きる道を模索する。
ジョンヨンはサンミンを連行することができる決定的な証拠を発見した。しかしテソンはまだその時ではないとして警察署に行こうというジョンヨンを引き止めるのだった。ジュランはジョンヨンが子を守れなかったと侮辱する…。
テヒとサンミンはこの問題で自分たちに降り注ぐ非難の矢を避け方法を探すのに必死になっていた。そしてウンビョルの葬儀が終わる前にテヒとサンミンは再びジョンヨンに向かって取り返しのつかない悪行を犯す。
警察の電話を受けてどこかに走って行ったジョンヨンとテソン、そしてジュンヒョク。しかしそこで凄惨な現場に向き合うこととなる…。ウンビョルは生きていると信じ続けていたジョンヨンの目の前には、冷ややかに置かれている遺体があった。しかしジョンヨンは最後まで希望を持ち続ける!
ウンビョルがテソンの子供でないと聞いたジュランはジョンヨンに向かって、20年間自分を騙してきたことに怒りを浴びせる。ジョンヨンはテヒがウンビョルを連れてきたら、確実に遺伝子検査をして自分の汚辱を明らかにすると宣言する。