伝統医学研究所の常務として忙しい日々を送っているボンシル。自身の半生を綴った本もベストセラーとなり、記念のパーティが開かれる。駆けつけた家族や知人たちに囲まれながら幸せをかみしめた彼女は、自分を支えてくれたデイビッドのことを思い出す。
ユニョンの実母ナギョンに肝臓移植をしてほしいと頼むボンシル。結局、ユニョンの容態は回復し、母娘は再会を果たす。退院したユニョンに向かってボンシルはしばらく南海に行って身体を治すように勧める。スエに会ったドンシクは自分の気持ちを正直に告げる。
仕事中に倒れ、病院に運ばれたユニョンはA型肝炎であることが判明。容態は深刻で「肝臓移植が必要」と言われたボンシルたちは血液検査を受けるが、適合する人を見つけられない。ボンシルは最後の望みをかけ、ある人物の電話番号をギョンスに手渡す。
デートに出かけ、デイビッドから熱い思いを告げられたボンシル。悩む彼女をグムシルが励ます。一方、ドンシクを迎えに行ったスエは途中で寄ったレストランで同級生と再会。言い争う声を聞きつけたドンシクは彼女がトランスジェンダーであることを知る。
ジェスに会い、はっきりと自分の気持ちを伝えたイニョン。一方、ボンシルが伝統医学研究所の所長から共同事業を持ちかけられたことを知ったデイビッドは彼女と一緒に研究所を見学し、契約書を検討。そんな彼にボンシルは「自分の力でやってみたい」と話す。
デイビッドの積極的な態度に動揺したボンシルはジュンソクの墓に行く。そんな彼女の気持ちを知らないデイビッドは仕事中の彼女を連れ出し、指輪を渡す。若い頃に持っていたグムシルへの気持ちを思い出したマンドクは「彼女は俺の女だ」と宣言する。
ウォンスクから実母であることを告白され衝撃を受けたギョンス。ウォンスクと話し、彼を手放なさざるを得なかった事情を聞いたボンシルは彼女を受け入れてほしいとギョンスに伝える。心を決めたギョンスはユニョンと子供たちを連れ、ウォンスクを訪ねる。
かつて付き合っていた男から因縁をつけられるウォンスク。ドンシクらが助けるが、ウォンスクはショックで寝込んでしまう。一方、ボンシルから薬草の種類を調べるように依頼されていた漢方医師が研究の末に見つけた効果抜群の漢方薬を持って店にやってくる。
暴力団一味のアジトに出向き、話をつけたデイビッドはジンチョルを警察へ引き渡す。ボンシルはジュンソクの死の真相を家族たちに話す。一方、ギョンスの産着に自分のサインを見つけたウォンスクは彼こそが、かつて自分が捨てた息子だということに気づく。
ボンシルからジンチョルが探している家具が店にあると聞いたデイビッドは家具の中にあった問題の絵を見つけ、ジンチョルとヤマグチ組への罠を仕掛ける。帰国する父と空港に行ったギョンスはそこで文学賞に応募した自分の小説が入選したとの連絡を受ける。
外国に住む父と姉の突然の訪問に驚くギョンス。久しぶりに会った父は病気で余命が短いとギョンスに告白し、家の前に捨てられていた彼が着ていた産着を渡す。一方、ソクチョンの紹介でミュージカルへの出演が決まったニッキーはその喜びを真っ先にイニョンに伝える。
ビョングンからジュンソクの死の真相を聞いたボンシル。激しいショックを受けた彼女をデイビッドが励ます。そんな彼にボンシルはしばらくは家族にも打ち明けないと話す。ミジャを嫁がせて寂しいグムシルはマンドクと酒を飲み、知らぬ間に寝込んでしまう。
ボンシルの店で思わず彼女を抱きしめてしまったデイビットは、ボンシルの亡き夫のことが気になりだす。ついに結婚式を挙げることになったマングムとミジャ。式の後、友人たちが集まってボンシルの店でパーティが行われている最中、デイビットがやってくる。
チェスの母から妊娠していると思われていたことを知り驚くイニョンと家族たち。マンドクはスエの身体が元に戻らないと聞いて嘆くが、少しずつ現実を受け入れられるようになっていく。ジンチョルが店を売ったことを知ったボンシルたちは彼の行方を探すが……。
南海から戻り、今の自分の姿を父に見せるスエ。マンドクは激しく荒れるが、スエは甲斐甲斐しく父の面倒を見るのだった。デイビットに説得され、店を開く決意をしたボンシル。ニッキーは彼女の開業準備を手伝う。ユニョンはデイビットに真意を問い正す。
デイビットから店を開いてほしいと頼まれ驚くボンシル。家ではホテルでの出来事を謝ろうとギョンミが彼女を待っていた。地下道にいるビョングンを見つけたドンシクは彼の状態をデイビットに報告。その後、ボンシルは薬草について韓方医に相談する。
ボンシルの料理が恋しくなり、彼女の店を訪ねたデイビット。もう一度働いてほしいという言葉にもボンシルは首を振るしかなかった。ジュンソクの店で買った家具が重大な意味を持っていると気づいたウォンスクはそのことをジュンテに相談。家具のありかを探す。
ドンシクにもらった食事券を使い、家族たちと共にホテルで食事をするボンシル。しかし、デイビットとの仲を女優ホ・ギョンミに誤解され、暴力をふるわれる。そんな母の姿を見たユニョンは「デイビットのところで働くのをやめてほしい」とボンシルに頼む。
ソクチョンの誕生パーティを抜け出し、ニッキーとカラオケを楽しむイニョン。一方、ボンシルはドンシクの誕生日に心を込めた朝食を作り、彼を感激させる。ボンシルの誕生日を忘れていたことに気づいたギョンスは家族やウォンスクたちとサプライズ・パーティを開く。
ジンチョルの不審な動きを調べさせるデイビット。ボンシルは店を訪れたユニョンとお互いの本音を語り合う。その後、家に帰ったボンシルにウォンスクは「自分の片思いだった」と告白。彼女とジュンソクの本当の関係を知ったボンシルはほっと胸をなでおろす。