夫の話をするウォンスクの言葉に気分を害するボンシル。ウォンスクはスエも連れて3人でサウナに行き仲直りしようとするが、そこでマンドクと鉢合わせしてしまう。一方、過労で病院に運ばれたユニョンは検査を受けるようにという医者の言葉に耳を貸さない。
デイビットから給料を前借りし、借金の利子を払ったボンシル。一方、スエ(=ボムス)の父マンドクがソウルにやってきたことを知ったボンシルはジュンテらと協力して2人を会わせないようにする。マンドクはジュンテの働く店に行きたいと言うが・・・・・・。
ボンシルの売っている薬草茶が怪しいとの報告を受けたデイビットは彼女を呼び出すが、堂々とした態度を見てしばらく見守ることにする。その後、デイビットは南海で食べて感激した麺料理を作ったのがボンシルだと知り、彼女に食事を作りにきてほしいと頼む。
ソウルに住むことを決めたグムシルは店と兼ねて使える物件としてウォンスクの家の1階を勧められ、そこに住むことになる。一方、ボンシルはソクチョンの店で夜食用の麺料理を売り始める。伝説の女優イ・ジョンヨンから電話を受けたユニョンは彼女に会いにいく。
同じ家に住んでいたスエがマンドゥクの息子ボムスだということに気づいたボンシル。すっかり変わった姿に驚くが、再会を喜びやさしく気遣う。一方、イニョンはジェスからの突然のプロポーズに驚く。やがて、ミジャとの結婚を望むマングムも無事就職先を見つける。
ユニョンの説得にもかかわらず、1人で生きていくことを決めたボンシルは店を持たずに軽食を売り歩くことを思いつく。ウォンスクとソクチョンの助けを得て、近所へのあいさつ回りを終えたボンシルは商売の途中で通りがかったジュンソクの店でジンチョルと出会う。
妊娠中に体調を崩したミジャと共にソウルにやってきたマングム。やがてグムシルも上京し、ユニョンにボンシルの居場所を聞くが、家族たちは誰一人としてボンシルが家を出たことを知らなかった。父の店があるイテウォン界隈を必死で探すユニョンたちだったが……。
デイビッドの車にひかれそうになり、病院へ運ばれたボンシル。結局、イテウォンにあるウォンスクの家の屋根部屋で住み始める。屋台で軽食を売って生活していこうと考えたボンシルだが、屋台を譲り受ける約束をした相手にだまされ全財産を失ってしまう。
ソウルにやってきたものの行く当てもなく困り果てていたボンシルは偶然会ったウォンスクに助けられ、彼女の家に泊まることになる。南海ではグムシルらが彼女のことを心配していた。そんな頃、デイビッドは南海で食べたおいしい麺料理のことを思い出していた。
友人スエに強く勧められ、コンビニでバイトを始めたイニョン。納品で店を訪れたニッキーはやる気のない彼女を見てあきれ果てる。ユニョンはドラマ制作のために探していた伝説の女優の消息を思いがけない場所で知り喜ぶ。そして、ボンシルはある重大な決意をする。
薬草の効果に驚いたボンシルはマングムと共に本格的な栽培を始めることにする。ソウルでは家計を助けるためにイニョンがユニョンの家に引越し。イニョンは生活のルールを守らせようとするユニョンに閉口する。一方、ジンチョルは大事な絵の行方を探していた。
ジュンソクの死後、ショックで体調を崩したウォンスクは看病してくれたスエを空き部屋に住まわせることにする。ボンシルを手伝っていたマングムは彼女が外国人からもらった薬草に不思議な力があることに気づく。ボンシルはイニョンの授業料のことで頭を痛めていた。
イテウォンから訪ねてきたウォンスクの口から彼女とジュンソクが付き合っていたと聞き、夫への信頼がすべて崩れ去ったボンシル。一方、長女ユニョンはドラマ制作会社の経営に苦労し、次女で大学生のイニョンも慣れないアルバイトをしようとするのだが……。
ジュンソクのイテウォンの店の様子を見にいったジュンテは突然、現れた検察から弟に文化財密輸出の容疑がかかっていると聞かされる。その背後にはジュンソクの事故の際に現場にいたジンチョルの存在があったが、そのことを知るものは誰もいなかった。
ジュンソクの突然の死に茫然自失のまま葬式を行うボンシル。四十九日の法要のために集まった家族たちはジュンソクが多額の借金を抱え、経営する野の花動産も倒産してしまったことを知る。会社の仕事も忙しい中、長女ユニョンは状況を知るために奔走する。
海の見える町・南海で花を育てながら幸せに暮らすコ・ボンシル。夫ジュンソクの兄ジュンテの誕生日を祝うためのパーティには村人たちが集まり、ソウルに住む娘たちも久しぶりに姿を見せていた。やがて、ジュンソクが海外出張から戻り幸せいっぱいのボンシルだったが……。