第4代王に即位した世宗。朝鮮独自の暦法を確立すべく、使節団として明へ赴くヨンシルとヒジェに司天台にある簡儀を見るよう命じる。その指令は明の皇帝が禁じている危険な任務であったが、生きて朝鮮に戻ってくることも2人に命じた。出発の日、ヨンシルは世宗に呼び出され、必ずや朝鮮独自の簡儀を作 […]
チョンの嘆願によってヨンシルの死刑執行が延期され、書雲観は流星雨の話題で持ちきりとなる。夜が訪れ、ヨンシルと臣下たちは再び刑場に連れ出された。ところが、空は暗雲に覆われ、流星雨どころか星一つ見えず、ついに刑が執行されるのだが…。その後、太宗がほかの受刑者に刑の執行を命じるや、世宗 […]
太宗の命令を受けたヒジェは高麗王朝復興勢力の一掃に着手。太宗の秘密を知るヨンシルも反逆罪の濡れ衣を着せられ、死刑を宣告される。部下やヨンシルが投獄されている姿を見た世宗は不当を訴えるが、王位を継ぐ世宗のために彼らを処刑すべきだという太宗の考えが変わることはなかった。一方、獄中にい […]
世宗は天文石刻を彫った石匠をついに発見するも、彼は何者かに殺害されてしまい、世宗もまた命を狙われる。2人を探していたチョンとヨンシルに救われた世宗は、ヨンシルから天文石刻に関する秘密を教えられる。それを聞いて、すぐさま太宗に謁見しようと試みるのだが…。その頃、ソヒョン王女は、町で […]
世宗は奴婢に変装して天文図を彫った石匠を調べ始める。朝廷の大臣たちもまた、太宗に石匠捜しを進言し、チョンがその役目を担うことに。その後、太宗はメン・サソンを呼び出し、部下の不忠に苦言を呈す。一方、チョンの口利きで書雲観の寺奴婢として働くことになったヨンシル。そこで天文石刻に刻まれ […]
明へ発つ前にハクチュへの復讐を果たそうと決心したヨンシルは、彼を罠に嵌めることに成功。そのまま明行きの船に乗り込むものの、役人チョンに捕まってしまう。一方、朝廷では石刻天文図の秘密に気づいた書雲観の役人が殺害される。事態を危惧した世宗は、自ら事件の調査に乗り出すが…。その頃、ヨン […]
作業小屋をハクチュに燃やされ、過酷な伐採の労働を命じられたヨンシル。森の中で名案を思いついた彼は、父のソンフィと協力し、自動で回る渾象を完成させる。一方、都では高麗王朝復活を企む勢力がうごめきだしていた。怪文書に書かれた、石刻天文図に高麗王朝復活の秘密が刻まれているという内容に、 […]
商人ギルスの仲介で、明へ向かう船主に会ったヨンシル。自動で回る渾象(ホンサン)を作れば船に乗船できると言われ、彼は奴婢の生活から逃げ出すことを決意。すでに死んだと思っていた父ソンフィとも再会が叶い、思わぬ手助けを借りて渾象作りに取り掛かる。そんな折、ヨンシルは奴婢いびりを楽しむ軍 […]
太宗は、明の暦書に頼る書雲観ではなく独自に日食の予測を当てたソンフィを信じ、月食に備えて救食の礼を準備させる。だが、父の教えを守って天体観測を続けていたヨンシルは、月の動きが遅くなっていることに気が付く。そのことを県監のチャン・ギベに訴えるが、逆に囚われの身となってしまう。結局月 […]
太宗は儀式が無事に終わることを祈ったが、漢陽では日食は起こらなかった。太宗は予測を外した人物を怒りの余り斬り捨てようとするのだが…。一方、父ソンフィから文字や天体に関して様々な知識を授かるヨンシル。東菜(トンネ)で起こった日食を見て感動したヨンシルは、日食と月食の予測をしたいとソ […]
朝鮮国王太宗(テジョン)の時代。ウンボクは母と貧しい暮らしをしていたが、星を眺める事が好きな少年だった。ある日、母とチャン一族の祭祀に向かうが、奴婢(ヌヒ)という身分のため両班(ヤンバン)のヒジェらに蔑まれる。そこで、書雲観(ソウングァン)の判事だった父ソンフィと初対面を果たした […]