ヤンベクの司会でガントとモクタンの結婚式が進む中、帝国警察と軍人たちを引き連れ進撃してきた俊二。ところが俊二は、結婚式で幸せそうに笑っているガントとモクタンを目撃することになる。カクシタルがイ・ガントだという事実を隠してきた理恵を許せない上野会長は、銀平に最後の命令を下す。そして […]
木村太郎を一撃で倒したカクシタル。駆けつけた俊二の目に、血を流して倒れている父の姿が映る。深い悲しみと恨みを胸に、一歩たりとて引けない二人の男の熾烈な戦いが続く。一方、武装蜂起を成功に導くための計画が進められ、カクシタルは兵士確保のために徴兵された学徒たちの救出を図る。カクシタル […]
警察署員にカクシタルであることがばれ、逮捕されたガント。しかし独立軍の助けで警察署を脱出し、京城市内一帯には非常警戒令が敷かれる。洋服店の隠れ家が発見される危機に瀕し、ヤンベクと組織の仲間たちは脱出を図り、市内のあちこちに配置された武装警官からヤンベクを守るためにタムサリは最後の […]
カクシタルであるガントの撹乱作戦にはまり国防献金を奪われたことを知った俊二は、ガントとモクタンが一緒に逃げるかも知れないと思い、モクタンのいる京城旅館に向かう。俊二に自分の正体がばれたことを確信したガントは、武装蜂起のために帝国警察署でできる最後の目標を立て、俊二らの目を盗み鍾路 […]
自分の家に火をつけた男を尋問するガント。この男を殺してしまうかもしれないというガントだったが…。一方、モクタンは自分を監視していた同僚が俊二に連れて行かれ拷問にあった事実を知ると、たまらなくなり俊二を訪ねる。そんな中、独立運動派はカクシタルと組み、ドンジン決死隊を軍事組織に育てる […]
ドンジンの参謀であるソン記者を脱出させに行ったカクシタルからの連絡が遅いため、モクタンはカクシタルが危険にさらされているのではないかと不安になる。自分を訪ねてきたララを見てモクタンは驚くが、ララの口から出たのはさらに意外な言葉だった。ガントがカクシタルだということを俊二から聞かさ […]
洋服店の隠れ部屋でヤンベクに会ったガント。孤独の中戦ってきたガントは、ヤンベクの差し伸べる手に涙する。ガントはヤンベクから潜伏中のドンジンを探し出してほしいと頼まれ、警察署の書庫でドンジンの事件ファイルを探す。紆余曲折の末、ドンジンの居場所を知ったガントは、カクシタルの姿でドンジ […]
慰安婦護送中にカクシタルが現れた。しかし、護送を担当したララ(理恵)はカクシタルであるガントに銃を向けるも撃つことができず、護送は失敗した。激怒する村山署長はガントが護送から外れたことを知りガントを蹴飛ばし罵るが、俊二はそんな扱いを受けながらも警察署で耐えるガントの姿が怪しいと感 […]
新たに赴任してきた鍾路警察署長の村山はガントを解雇し、ガントは警察署から追い出された。俊二にガントの母を殺したのは兄の憲二だったと話す小磯。その話にガントが兄を殺したカクシタルかもしれないと思った俊二はすぐにガントを探すが、ガントは行方をくらましてしまった。ララ(理恵)はガントが […]
カクシタルの自爆で修羅場となった公開処刑場。ようやくわれに返った俊二の目の前に新たなカクシタルが登場し、帝国警察を制圧して、タムサリを助けて逃げてしまった。公開処刑の失敗で罷免の危機に陥った俊二の前に3日ぶりにガントが現れた。警察署に復帰したガントは、“気昇会”の全貌を知るために […]
ホテルにいるはずのモクタンが消えたことを知った俊二。錦華庭で理恵らに殺されかけたモクタンを、カクシタルが助けて逃げたことを知るが、翌朝ガントが警察署に現れず、動揺する。一方、モクタンは朝鮮中の嫌われで自らも憎んでいたガントが、カクシタルであり幼いころ出会った‘坊ちゃん’であること […]
上司の命令を無視し、タムサリの公開処刑を進める俊二。ガントと紺野局長は公開処刑に反対するが、和田総督のもと開かれた中枢院会議でタムサリの公開処刑が正式に決定。ガントは俊二の背景に誰がいるのか不安を覚える。「父を助け出すというプ二(モクタン)との約束を守りたい」と、タムサリに仲間の […]
俊二の罠とも知らずモクタンを助けに向かったガント。俊二はガントがカクシタルだと確信するが、ガントは自分がカクシタルだからではなく、モクタンを愛しているから助けに来たのだと言う。俊二とモクタンは思いよらぬガントの告白に驚くが、そのままガントとモクタンは警察に連行される。ガントの尋問 […]
タムサリに「プニを助けたい」と哀願するガントの姿を目撃した俊二。モクタンがカクシタルに書いた手紙に“プニ”と書かれていたことを思い出し、ガントがカクシタルではないかと疑い、ガントを捕まえるために泳がしはじめる。鍾路市場で巡査たちがカクシタルに襲われた時、ガントがその時間に鍾路署に […]
宴会場で俊二の銃を避けて逃げたカクシタルは、長剣を抜いて攻撃してくる勝山と対決しついに彼の刃物で怪我を負う。総督府付近で父とアンナが出てくるのを待っていたモクタン。刀傷を負ったカクシタルの姿に胸が張り裂けそうになる。翌日、併合記念式襲撃の警備責任をとり鍾路警察署の木村署長が解雇さ […]
自分に銃を向けカクシタルと逃げたモクタンの姿に、怒りと憎しみを抑えきれない俊二。ガントが自分の目を盗んでモクタンに会ったことを知り、ガントを探しに行く。タムサリが検問を通過することは不可能と判断したガントは、宴会が始まる前に計画が発覚したことをタムサリに知らせようと招待者名簿を探 […]
カクシタルを逃してしまった俊二は、カクシタルが鍾路警察署の内部構造をあまりにもよく知っているという事実に疑問を抱く。紆余曲折の末ついにタムサリと会うことになったカクシタル。タムサリは併合記念式を爆破する計画をたて、カクシタルに助けを要請するが…。密告でタムサリとカクシタルが併合記 […]
錦華庭(クムファジョン)でチョ・ヨングンを処断して俊二と向き合ったカクシタルは俊二との対決の末、姿をくらます。翌日、サーカス団を訪ねたガント。以前とは違って自分に優しいモクタン。それはモクタンの計略だったが…。一方、ガントはタムサリ一行を助ける決心をし、アスカホテルのカフェで「チ […]
ガントが父である木村署長を逮捕したことに激しい憤りを覚えた俊二は、ついにガントをカクシタル事件チームから外し、サーカス団の警備に就かせる。父タムサリの要請でカクシタルに会わなければならないモクタンは鍾路署の監視の目を盗みカクシタルに会うために森へ逃げる。一方、モクタンから父のタム […]
カクシタルを捕まえた功を認められて鍾路警察署の警部になった俊二。「イ・ガントを信じてはいけない」という父木村署長の言葉を不思議に思うが…。カクシタルとなることを決心したガントは、俊二が警察官になった事実に不吉な予感を抱き始める。一方、鍾路市場に現れたカクシタルの姿を見た朝鮮の人々 […]