イノにヨンジェの行方を捜すよう頼まれたスンテクは、関係機関に要請し、ヨンジェの住民登録証の写しを手配する。住民登録証に書かれた住所の周辺でヨンソンとスンテクは、住民たちに聞き込みを始めるが、情報はつかめずにいた。一方、ミスンにヨンソンの末弟のヨンジェがなぜ養子に出されたのかと聞い […]
スンテクの赴任地が故郷の臨海が管轄である三南地検ということを知ったジスクは、「なぜソウルを希望しなかったのか」とスンテクを責める。スンテクは「両親のためにも故郷に錦を飾りたい」と説明をするが、生前に確執のあった母の墓が臨海にあることを思うとジスクの気持ちは晴れない。イノもまたスン […]
ヨンナンはイノが末の弟ヨンジェを捜していることを知り、その理由を聞く。「ヨンソンのためだ」と答えるイノに自分への気持ちを確かめようとするヨンナンだが、イノに「好きなのはヨンソンで、ヨンナンには妹以上の感情はない」とはっきりと断られしまい、傷心する。ジスクもイノが頻繁にヨンソンの元 […]
サンナムはせめても罪滅ぼしにヨンソンの一番末の弟であるヨンジェを捜すのだが、調査は難航する。一方、永昌設備に見知らぬ青年が訪れる。パク・チョルと名乗る青年は、田舎で農家を営む両親を置いて単身上京をしたと言うが、多くは語らない。ある日、腹痛に襲われ、トイレに行ったヨンドゥが戻ってみ […]
スンテクとジスクの結婚式の日が迫り、家族たちは式の準備に大わらわだが、両家の経済観念の違いにより、両家は先行きに一抹の不安を抱くが、ヨンソンのことをよく知る人たちは、スンテクたちの結婚を心底から喜ぶことができず、複雑な気分になる。そんな折、イノはスンテクに「本当にジスクを愛してい […]
イノは父親であるサンナムに、十数年前に龍浦里で起きた沈没事故の犠牲者がヨンソンの両親であることを打ち明ける。話を聞き、一瞬は動揺を見せたサンナムであったが、「薬の密輸をすることで人々の命を救った」と言い訳を並べ、あげくのはてには「ヨンソンの両親は早死にする運命だった」と言い放ち、 […]
ヨンドゥは再三、恋人であるジェイムから別れを告げられるが、別れを受け入れることができず、寝込んでしまう。また、着々とヨンソンビラの建設は進んではいたが、安い資材を使うことを勧める職人たちと、見た目は地味でも、いい資材を使って良質の家を建てたいヨンソンとで対立が起こり、職人たちが職 […]
高台のふもとに念願の住宅を建てることになったヨンソンは、起工式に高台の住人たちを呼び、盛大に宴会を開くが、2次試験を目前に控えたスンテクの姿はなかった。一方でジスクは、サンナムの前で絶対にスンテクと結婚したいという意思を伝える。一途にスンテクを思う娘の様子に心を打たれたサンナムは […]
なぜヨンソンが寺に来たことを話さなかったのかとジスクを責めるスンテク。しかし、ジスクは謝るどころか開き直り、「ヨンソンは恋敵だからそんなことを教える筋合いはない」と言い、ヨンソンを思うあまり、勉強に集中できないスンテクを一喝する。一方、ヨンソンはイノからの支援のおかげで、念願の事 […]
ヨンドゥの大学受験の結果を聞くため、ダイヤルを回すヨンソンたち。しかし、ヨンドゥの番号は呼ばれなかった。落胆し、激怒するヨンソンに対して、ヨンドゥは「勉強なんてやりたくない」と骨折り損に終わる。その頃、ヨンナンは映画女優募集のチラシを周囲の人たちに見せ、女優になりたい夢を語るが、 […]
ヨンソンは、スンテクに自分の思いを伝えるため寺に向かうのだが、そこには質素な身なりで洗濯をするジスクの姿があった。ヨンソンをスンテクのいる庵に招き入れたジスクは、「スンテクと一夜を共にした」と告白する。それを聞いたヨンソンはショックを受け、逃げるように寺をあとにする。一方、イノが […]
スンテクは司法試験の勉強に専念するため、寺に籠もることにするが、あれこれと世話を焼くジスクに困っていた。スンテクの気持ちが自分にないことをうすうす気づいているジスクは、スンテクを気を引こうとあれこれ手を尽くす。そんな中サンナムと別れ、彼の家から戻ってきたウンスンは、周囲の心配をよ […]
3年後の冬。スンテクは徴兵先の部隊でヨンソンへの思いを秘めながら職務に当たっていた。一方、ヨンソンとチャンネが共同経営する会社は小さいながらも着実に成長を続け、オンドルのみならず、念願の建設業務を扱うまでになっていた。また、ヨンスク、ヨンドゥは大学入試の結果を待つばかり。問題児だ […]
スンテクが警察に捕まったことをスンテクの家族に知らせに行くヨンソン。しかし、スンテクの家族にはヨンソンのせいで警察に捕まったのではないかとなじられてしまう。その頃、警察に捕まったスンテクは連日過酷な取り調べを受ける。誘導尋問に屈しないスンテクに刑事は揺さぶりをかけるため、母親に隣 […]
相変わらず高台の街には、スンテクを捜す刑事がうろつき不穏な空気が漂う中、街の人たちの間ではスンテクはジスクに連れられ、かくまわれているのではないかと噂されていた。そんな噂を知ったスンテクの母は、ヨンソンをやっとの思いで訪ねるが、「感謝をすべきなのは分かってるが、なぜ秘密にしていた […]
学生運動の首謀者として警察に追われるスンテク。スンテクを逮捕するため、ヨンソンたちが住む高台の街には私服刑事が常に目を光らせていた。手配令が下されて以降、姿を見かけないスンテクの行方を高台の街の人たちは密かに心配していた。一方、スンテクがヨンソンの元に隠れていると推測したジスクは […]
大学生たちによる学生運動の激化により、警察当局は一層、学生たちに厳しい目を向けていた。そんなある日、ジスクは友達を通して、「警察の被疑者リストにスンテクの名前が入ってる」という話を聞く。ジスクは、大学の構内で私服警官につけられているスンテクを救うため、必死に救いの手を差し伸べよう […]
ヨンナンから「スンテクとヨンソンは恋仲だ」と聞かされたジスクは、一目散にスンテクの家を訪ねる。そしてジスクは、スンテクの母に向かってボロボロと涙を流しながら、「スンテクはヨンソンと恋愛中で、そのせいでスンテクは試験勉強に集中できないでいる」と吹き込む。一方、スンテクは大学の同級生 […]
ソウルに上京したヨンソンたちは、期待に胸を膨らませ高台にある家に向かう。しかし、ミスンが格安で貸すという物件は、臨海で住んでいた物置小屋と変わらないみすぼらしさの上、トイレが共同という劣悪な住居であった。「住めば都」とそれぞれが自分に言い聞かせつつ、オンドルに練炭を入れ、眠りにつ […]
スンテクが釈放されたことを知り、臨海の人々は胸をなで下ろす。家出中のヨンナンを連れ戻し、ジョンボクやスンテクの様子を見るため、ヨンソンはソウルに行くことに決める。まずは、ジスクに会うため大学へ向かうヨンソンだが、華やかな女子大生たちを見て、人知れずため息をつく。一方、両班のパク・ […]