子どもを連れ去ったのはミニの指示――チャン代表はそう断言した。予感があったがあったものの、誘拐という事実を突きつけられ、動揺するジョンウ。子どもの居場所について問いただすが、チャンからそれ以上の証言は引き出せなかった。一方、ミニが自分に濡れ衣を着せるつもりかと不安に思ったチャンは […]
ミエから子どもの捜索を頼まれたジョンウだったが、詳しいことは話してもらえなかった。その子の素性が気になって仕方ない彼は、パク社長に探りを入れることに。最初は知らぬ存ぜぬで通していたパク社長も、ハジンの子かと問われると否定もできず、生まれて数日後に何者かに連れ去られたことまで話して […]
ハジンの偽装結婚を仕組んだのはミニだった。しかもハジンは、ドユンを守るためにミニのたくらみに従ったのだという。そんな事情を知らなかったとはいえ、以前ハジンに対して怒りに任せ、辛辣な言葉をぶつけたことを思い出し、ドユンは自分の所業を後悔するのだった。すでに会社を出ていたハジンのあと […]
ハジンから本名を尋ねられたガオンは、自分のもともとの名前より“ガオン”がいいと答えた。「ガオンでいる時は誰もたたかないから」と話す少年が、これまでどんなつらい思いをしてきたのだろうと胸を痛めるハジン。彼女はガオンを抱き寄せ、誰にも渡さないと誓うのだった。そんな2人の仲睦まじい様子 […]
いなくなったガオンを捜していたハジンは、家の近くで何者かに連れ去られそうになっている彼を発見。急いで保護し、無事でよかったと抱きしめる。するとガオンはハジンをまっすぐ見つめ「言うことも聞くし、ごはんも少なくていいから、おばさんと一緒に暮らしたい」と涙をこぼして訴えるのだった。一方 […]
「離婚しましょう」――怒鳴られ蔑まれても耐え続けていたマルスンがとうとう決断した。常日頃から離婚を迫っていたドッペだったが、突然のマルスンの変化に戸惑いを隠せない。そんな彼に相反してファランは大喜び。愛人になって十数年。一生無理かと思っていた正妻の座をようやく手にできるとあれば、 […]
DNA鑑定により、ヘリンとドユンに血のつながりがないことを知ったマルスンは、自分たちをだましたのかとミニを責め立てる。しかし、ミニの口から出たのは謝罪の言葉ではなく、ドユンもそれを知ったうえで結婚しているという信じがたい話だった。さらに、ミニはドユンと交わした書類をマルスンに見せ […]
韓国弁当の海外販売企画をプレゼンする日。レシピやコンセプトがまったく同じ商品の発売を、他社が発表するという予想外のアクシデントが。外部に情報が漏れたのかと動揺する開発チーム一同。すべては、ハジンが責任者であるこの企画を潰したいミニが仕組んだものだった。集まったバイヤーを前に、得意 […]
ハジンの子どもは生きている――ミエは涙ながらに、そう告げた。その子どもは誰かに連れ去られ、生死も不明だという。思いも寄らぬ告白に、驚きを隠せないパク社長。ミエがこれまでハジンにこのことを伏せてきたのは、事実を知ればハジンは笑顔を失ってしまうと危惧するが故だった。だが、大事なことを […]
目の前にいる少年は、チャン代表の息子・ガオンとは別人だった。それなら一体誰なのか。すると、今まで頑なに喋ろうとしなかった少年がついに口を開いた。“親はいない。だからガオンでいちゃダメ?”――彼は自分が“ガオン”ならばハジンと一緒に暮らせると思い、“ガオン”であるかのように振る舞っ […]
実の母が腎臓を提供した見返りとしてハジンに別れを強要していた――。その事実は、ドユンを失望させるには十分だった。すべてはあなたのためと訴えるマルスン。しかしドユンは納得するはずもなく、愛人との争いに勝つために息子を成功させたかっただけだと母を責めるのだった。その後、ドユンはハジン […]
ミニは、ハジンの元夫・ムジンに会いに来たドユンと運悪く鉢合わせしてしまった。想定外の事態であったのに加え、なぜここにいるのか答えろと迫るドユンに気圧され、さすがのミニも返事ができない。業を煮やし、今度はムジンに対して、ハジンと結婚した理由を問いただすドユン。ムジンに喋らせるわけに […]
契約満了後も会社に残り、新プロジェクトの責任者になってほしい――ハジンは、ドユンから直々にオファーを受けた。自分がいると迷惑になると一度は断ったものの、ドユンの置かれた立場や自分のキャリアを考えた末、ハジンはこの申し出を承諾することに。一方マルスンは、腎臓を提供したことをミエに話 […]
ミニがドッペと組んで、自分を社長職から解こうとたくらんでいたことを知ったドユン。我慢の限界に達した彼は、ミニに契約結婚の解消を申し出た。プライドを傷つけられた腹いせでやったことだと弁明し、離婚は互いにとって得策ではないと訴えるミニだったが、すでに彼女への信頼を完全に失ったドユンが […]
ハジンは子どもを産んでいた。それを知ったドユンはすぐさま彼女を呼び出し、なぜ中絶したと嘘をついたのかと、必死の形相で問い詰める。しかし、彼女は何も答えようとはしなかった。ドユンにすべてを話せば、偽装結婚や腎臓移植に関する真実をミエに暴露すると、ミニに脅されたためだけではない。嘘を […]
会長の座を守りたいという私欲のためにドッペが会社の発展を妨害した――それはドユンにとって、受け入れがたいことだった。会社が大変な事態に陥っていることを心配する母に対し、彼は“あの人の息子だということが耐えられない”と口にする。一方、酒瓶に激しく怯えて逃げ出し、小さな体を震わせて涙 […]
ドユンに拒絶されプライドを傷つけられたミニは、彼を社長の座から引きずり下ろすために手を組もうとドッペに持ち掛ける。だが、2人の事情を知らないドッペにはミニの狙いが読めず、ヨンスクと組んで自分をだまそうとしているのではないかと疑念を抱くのだった。その頃、ドリームゴールドにLKの内部 […]
結婚記念日に夫婦でスイートルームに泊まる――ミニの言葉に半信半疑のハジンだったが、次の瞬間、ホテルにやってきたドユンの姿を目撃。2人の仲を見せつけられたようでショックを受けた彼女は、泣きながらその場をあとにするのだった。一方のミニは、ドユンの待つ部屋へ。思惑通りハジンに打撃を与え […]
ハジンを抱きしめるジョンウ。しかし、その光景を目撃したドユンに、それをとがめる資格はない。ハジンの手を放してしまった彼には、ただ黙ってその場を立ち去ることしかできなかった。一方、ジョンウの突然の告白に応じる準備など出来ていなかったハジンは、この状況に戸惑っていた。彼とは友達でいた […]
あなたに未練があるの――ハジンの訴えにドユンの心は動く。しかし彼は心を鬼にして彼女を突き放し、ミニと生きていくという決意を覆しはしなかった。一方、ヨンスクへの復讐のため、ジョンウはドッペと水面下で取り引きをしていた。その内容とは、投資撤回に必要なLKの内部情報を受け取る代わりに、 […]