プンドゥン峠を封鎖していた黒幕がソクチュだと知ったボンサムは漢陽に戻り、ソクチュを問いただす。しかしソクチュは王室の財政を賄うためにやったことだと開き直り、ボンサムに利権を与える代わりプンドゥン峠の開通を諦めるよう取り引きを持ちかける。開市場(国際市場)でドリらは雪花紙を1束40 […]
周囲の心配をよそに雪花紙を担ぎ、プンドゥン峠へと向かうボンサムたち一行だが、ソゲはプンドゥン峠の山賊ガプスにボンサムの命を奪うよう取り引きを持ちかけていた。峠のふもとに到着し、峠越えの機会をうかがうボンサム。そこへ一寸先も見えないほどの濃い霧が山に立ちこめる。ボンサムはこれを好機 […]
莫大な借金を1年で返すため、資金繰りに頭を悩ませるボンサム。そこへ平康のファン客主が雪花紙(ソルファジ)を元山まで運ぶ商団を募るとの知らせが届き、ボンサムが名乗りを挙げる。平康と元山の間にあるプンドゥン峠には凶暴な山賊が住み着き、商人にとっては死の道と恐れられていたが、ソクチュは […]
海賊と内通した罪で刑に処されることになったボンサム。全羅道の長官はボンサムらを前に判決文の朗読を開始する。そこへソンドルがボヒョンからの書信を持って到着し、事態は急転。ボンサムらは晴れて解放される。そうして年貢米運搬船は群山を出発し都に到着するが、2千俵もの米を奪われたことで年貢 […]
海賊が奪った米を返さねばボンサムの命が危ないと聞いたソレはソンジュンに自分が米を用意すると言う。ソンジュンから米を返すとの知らせを受けたボンサムは、危険だというソンドルの反対を押し切り、約束の場所へ向かう。そこで再びソレに会ったボンサムは姉とは知るよしもなく、きつい言葉を浴びせる […]
死を覚悟して杯をあおったボンサムは、目覚めるとソリンと2人きりで部屋にいた。共に死のうと手を取り合って朝を迎える2人。そこへソクチュから年貢米運搬船に乗り込めとの伝言が届く。2か月後、運搬船は各地で年貢米を積み込み群山の港に到着。出迎えたボヒョンはボンサムと部下たちに酒を振る舞い […]
年貢米運搬の無事を願う出立祭が行われ、船団長として参加したボンサムはソリンと再会するが、人けのない場所で抱き合う2人をソクチュとメン番頭が目撃してしまう。後継ぎを切望するソクチュは西洋の医員に子作りの能力を診てもらうが絶望的な結果を聞くことに。ガックリと肩を落とすソクチュ。診察室 […]
ボンサムに心とは裏腹の言葉を投げつけるソリン。そんな2人をメン番頭が物陰から見ていた。年貢米の運搬を任されたソクチュは今後、不正をしないとボヒョンに絶縁を宣言する。怒ったボヒョンは年貢米運搬船に乗り込む監察官としてキル・ソゲを選任する。その頃、メン番頭は運搬船の用心棒として松坡の […]
ケトンの望みが結婚だと知り驚いたボンサムは心に決めた女がいると断るが、ケトンは望みを聞き入れないなら殺すと迫る。松坡馬房の権利書を手に入れたボヒョンはソクチュに権利書の買い取りを求め、メン番頭は早速松坡馬房の財産を押収し、5日以内に明け渡すようを命じる。ボンサムは金策に奔走するが […]
役人たちに崖に追い詰められたソンジュンを助けようとしたボンサムはソンジュンの一味として投獄される。ソンドルはボンサムが宴の日にいなかったことをソレに証言させようとボンサムとソレの対面を役人に頼み込む。その頃、ソレはハクチュンの葬儀を執り行うが、弔問に訪れたボヒョンに罵倒され全ての […]
ハクチュンの還暦の宴に忍び込んだソゲはハクチュンを拉致をくわだてるが失敗する。危機を免れたハクチュンをソレは冷ややかに見つめ、自分の正体を明かすのだが…。一方、ボンサムと再会するため松坡に向かったケトンは途中でソクチュとソリンの一行に出くわし、ケトンを巫女と思ったソクチュに後継ぎ […]
ソンジュン宛のボンサムの書信を横取りしたソゲは、ハクチュンの還暦の日が事を起こす絶好の機会だとソンジュンをあおり、自分が先陣を買って出ると大見得を切る。けがが回復したボンサムは急いで江景に向かおうとするが、途中で麻布売買の罪で趙家客主に連行されるソンドルと遭遇する。六矣廛の横暴に […]
行商人の掟にのっとり、ソンジュンはマンチらを厳しく罰したソンジュンは馬房の権利書を取り返すが、そこへ何者かが現れ、権利書を奪っていく。チョ・スンドゥクの屋敷をシン・ソクチュが急訪し、戸惑うスンドゥクにソクチュは麻布販売禁止の取り締まりとソリンに会うために来たと告げる。また、ケトン […]
ソリンから突飛な申し出を受け戸惑うボンサム。やがてソリンの父親が現れ、ソリンを連れ帰るがボンサムは彼女のことが気になって眠れない。松坡馬房の権利書を換金するためハクチュンを訪ねたマンチとパングム。最初は断ったハクチュンだが、ソレに絶好の機会だと唆され、買い取ることにする。ハクチュ […]
馬房の後継ぎはボンサムだと聞いたマンチは馬房の権利書を持ってパングムと共に姿をくらましてしまう。マンチの裏切りに激怒したソンジュンは京畿道の行商人組織に追っ手を差し向けるよう依頼をしに行く。また、馬房を出たボンサムは義州に行き、ソレと別れたお堂で姉を思っていたが、時同じくしてソレ […]
シンの帳簿を盗み見たことがばれ、さんざん痛めつけられて客主を追い出されたソゲは、山賊に指を切り落とされそうになったところを行商人ケトンに助けられる。牛3頭を売り歩いていたボンサムが売り先を見つけたと馬房に戻るが、受け取った代金は頭金1割だけで残りは分割払いという契約内容だった。牛 […]
松坡馬房の主チョ・ソンジュンは自分の過去を知るボンサムとの再会に驚きながらも詐欺まがいの手を使ったボンサムとチェ・ドリを童蒙庁の面々の前で厳しく糾弾する。そのため、童蒙庁を追い出されたボンサムたちは、ソンジュンに雇ってほしいと懇願する。そんなボンサムたちにソンジュンはある課題を出 […]
キム・ハクチュンに追われ開城をあとにしたソレは、客主再興の誓いを胸に江景で妓女となることを決意する。辛家大客主の使用人になったキル・ソゲは大行首シンの目に止まる機会を虎視眈々と狙っていた。その頃、シンの動向をうかがっていたハクチュンはシンが策を弄する前に千家客主を売り払おうと海産 […]
国境の都市・義州の禁門で荷からアヘンが見つかり、仲間たちと共に獄につながられるオス。役人は不問に付す代価としてオスに賄賂を要求するが、裏取引を知ったキム・ハクチュンが朝廷に知らせると役人を脅迫する。恐れをなした役人はアヘンを荷に入れた犯人を捜し出し、その者を処刑にする妥協案をオス […]
柵門市場でキム・ハクチュンに多額の借金返済を迫られたサンムンは、返済期限の猶予を得るためハクチュンからアヘンを運ぶことを約束する。そんな折、黒蠢の値が暴落し、危機に陥る千家客主にアヘンの捜索が入ることになり、サンムンが拘束される。拷問を受け、初めてハクチュンの謀略だと気づくサンム […]