ミョンスクはモアをエステに連れていっては、カウンセリングのアン先生を使ってモアに催眠術をかけていた。その結果、モアは、自分の両親がひき逃げ事件を起こしたという虚偽の記憶を刷り込まれていたのだ。被害者の証言もミョンスクがでっちあげたものだった。そうしたからくりに気付いたのはテジンで […]
ミョンスクは、ひき逃げ事故で生き残った被害者まで呼び、モアの両親はひき逃げ事故を起こして人を死なせたのではないかと問い詰めた。するとモアは自分が目撃したと言って認めた。なぜそのことを黙っていたのかと責めるドフンに対しては、ずっと忘れていたと答える。
チャ議員夫婦との食事会の場所にモアがいるのを見たミョンスク。ドフンの妻がモアであることを公にしたくない彼女は、モアにテーブルの下に隠れさせた。そのことに気付いたドフンも知らないフリをしていた。テハクはモアの存在を隠そうとするミョンスクやドフンの態度に反感を覚え、2人を叱るのだが… […]
ジェミンが友人たちを家に招待した席で、ミョンスクは目下の使用人に対してはぞんざいな口調で話すように教育した。その結果、友人たちだけでなくジェミンまでもが使用人に対して侮辱的な言葉を浴びせる。その声を聞いて我慢のならなかったモアは、ミョンスクの言いつけを破り、ジェミンを叱るのだが… […]
モアとその親族たちがドフンにとっては邪魔な存在だと感じているミョンスク。彼女に対してテジンは、モアとドフンを離婚させてやると持ちかけるが、テジンに対して少しの見返りも渡したくないミョンスクは申し出を拒否する。一方でミョンスクに責められたモアも悩んでいた。
TMOグループの社員として初めて出社したドフン。一般の新入社員の扱いで入社したはずだったが、ミョンスクの意向で本部長というポストが与えられた。一方、社内は会長の息子が入社したというウワサで持ちきりであっが、モアは社内ではドフンについて知らないフリをしていた。
ドフンたち親子3人がテハクの家に引っ越してきた日、ミョンスクはモアに対し持ってきた家財道具はすべて処分するように言う。ドフンが取りなしてモアの親の形見を含む家財道具は倉庫で保管することになり、その場は収まったのだが、モアとミョンスクの確執は続き…。
モアとジェミンを連れてテハクの家にやってきたドフン。彼の妻がモアであったと知ったミョンスクは、最初は当惑を隠せなかったが、それでも仲よくやっていこうというそぶりを見せていたのだが…。一方でモアの育ての親である叔母スクチャは、モアがミョンスクたちとうまくやっていけるのか気がかりでい […]
モアにDNA鑑定の結果を見せ、自分がテハクの息子であると告げたドフン。一方でテハクとミョンスクは、喜びの中、ドフンたち親子を受け入れる準備を進めていた。そのころテジンは、会社の危機を救うためにミョンスクの願いを聞いた結果、息子ウシクが命を落とした25年前のことを思い出していた。
ミョンスク、テハク、テジンが会っていた場に、ドフンがミンジュンだと推定されるというDNA鑑定の結果が届けられた。突然の知らせに衝撃を受けたミョンスクは意識を失い倒れてしまう。一方、献血センターでの検査の結果から、自分の血液型がA型ではなくO型だと知ったドフン。彼をテハクが迎えにい […]
ドフンが手伝う中国料理店に単身乗り込んだミョンスク。彼女はドフンに対し幼少期のことや腕に傷について尋ねるが、ドンフンは何も覚えていないと答える。ただ、ドフンが自分の血液型についてA型だと答えたことから、テジンがDNA鑑定を依頼したのは誰なのかという謎が生まれ、彼女はそれを突き止め […]
入社試験で不合格になったドフンはテジンの車を停車させ、期待を裏切ったことに抗議し、公平に合否を判定してほしいと哀願する。その様子を偶然見かけたモアは、これまでの2人のやり取りを知らなかったため、落ちたことをそんなに悔やまなくてもいいとドフンを慰めるほかなかった。
TMOグループの入社試験の健康診断でパク・ドフンの血液型がO型だという結果が出た。過去の記録から彼がA型だと思いミンジュンである可能性はないと判断していたテジンは、健康診断の結果を発表しないように病院の副院長に根回しをし、DNA鑑定を進めようとするのだが…。
テジンが破り捨てた写真をゴミ箱から発見したミョンスク。そこには右腕に傷痕のあるドフンが写っていたのだが、彼のことを知らないミョンスクは、写真の人物は誰なのかとテジンを問い詰める。そうした2人の言い争いを聞きつけたテハクが来て、彼もまたテジンを問い詰めるのだが…。
TMOグループの入社試験の面接に臨んだドフン。彼が児童養護施設で育ったと知ったテジンが腕を見せるように強要したところ、右腕には傷痕があった。面接らしからぬ不当な質問ばかりされたドフンは怒って退出しようとするが、その時、様子を見に来たテハクが部屋に入ってきた。
父がミンジュンを目撃したという情報提供者がテハクたちの元に現れた。ミンジュンと見られる子は交通事故に遭ったと聞き、テジンは目撃者に会いに行く。一方、モアとドフンはチョンスの計らいで結婚の記念写真を撮影し、つかの間の幸せを感じていた。
テハクが倒れたところを助けたことで会長室に呼ばれたモア。困ったことはないかとテハクに聞かれるが、雇用を続けてくれとは言いだせなかった。一方、ミョンスクは行方不明になった息子ミンジュンを見つけようという必死の思いから会長室を訪れたのだが…。
ドフンは急病の息子ジェミンを病院の救急外来へと連れていった。その時偶然にも、モアが倒れたテハクを搬送する救急車に同乗して同じ病院に来ていた。その病院でドフンは財布を拾ったのだが、その持ち主がTMOグループの会長だと分かると、自分で彼の病室に届けようとする。
TMOグループで契約社員として働くモアは、翌月で完全に契約が切れることを告知される。部屋を借りて、叔母の家での居候生活から抜け出そうとした矢先だけにショックが大きかった。一方、洗車場の従業員カン・ナムグは、相変わらず女性をだまして貢がせる生活を続けていたのだが…。
児童養護施設で育ったチョン・モアとパク・ドフン。2人は夫婦となり、モアは叔母の家に居候し仕事を掛け持ちしながら、TMOグループへの就職を目指すドフンを支えていた。一方、TMOグループ会長シン・テハクの妻、ホン・ミョンスクは3歳の時に行方不明になった息子を捜し続けていた。